絶対振り向かせる！！【月永レオ】 (ページ3)

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２話ページ3

Aside

「Aは王様のことどう思ってるの～？」

『それはまた、急ですね』

レオ先輩は用事があるとか何とか行ってどこかへ行ってしまった

そんな時、凛月がそんな話を切り出してきたのだ

「確かに、いつもleaderばかり色々言ってますがAさんはどう思っていらっしゃるのですか？」

『･･･ん～友達、かな』

「ちょ、まだ友達止まりなわけぇ？」

「アタシはAちゃんは王さまのこと好きだと思ってたわ♡」

毎日のように愛をくれるのはもちろん嬉しい

私も少しずつだけど彼を理解していきたいと思ってもいる

『好きなんですかね、自分でもよく分からなくて』

「王さまと交流があった時にドキドキしたりしない？」

『意識したことないから分からないかな』

「次会った時意識してみたらいいわ！」

「皆さん、どうしてこういう話だとやる気を出すのですか！！」

「いいじゃない！司ちゃんも一緒に応援しましょ♡」

「当然応援はしていますよ！」

『勝手にくっつけようとしないでよ』

「だって嫌じゃないんでしょー？」

『･･･まぁ、』

凛月となるくんと泉先輩が目をギラギラさせている中ですーちゃんは1人困り顔

『変なことに巻き込んでしまった』

「えっ！？いや！そんなことありませんよ！？」

『ごめんねすーちゃん』

「ゴホン、私はAさんが幸せならそれでいいです！」

『凄く嬉しいけどあの3人どうしよう』

「見てみて～」

そう言って凛月が見せてきたのはノートのど真ん中に【王さまとAくっつけ作戦】と書いてある

『はぁ、もう勝手にしてください』

『私はもう帰ります、みなさんも早めに帰るんですよ』

「「はーい／はい！」」

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全くどうしたものか、確かにレオ先輩のことは好きだ、でもそれがどういう意味なのかは分からない。

『はぁ、』

あの3人も変に期待しているし、とりあえずいつも通りにしていればいいか

ドドドドドドッ

『ｺﾞﾌｯ』

「A～！！なんで先帰ったんだよ～！！」

『レ、レオ先輩、用事が長引いていたようなのでお邪魔しては悪いかと･･･』

「邪魔なわけないだろ！？よし、帰ろう！」

はぁ、この人のテンションに着いてけない

でもそんな彼が好きなのかもしれない

・

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好き･･･？