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21話 ページ23

貴女side

貴『ふぅ。気持ち良かった。』


頭痛が治った私はやっと風呂に入る事が出来た。


夕飯を持って来てくれるって言ってたから長風呂は出来なかったけど。

おっと、早く支度しないと。


えっと、服は・・・出来た。


あれ、意外とピッタリだ。

リヴァイ 兵士長と身長差あまりなかったからな・・・←


ガチャ


あ、丁度良く戻って来た。


リ「上がったか。」


貴『はい。何から何まですみません。』


リ「いや、いい。部屋が空くまでだからな。」



なんか、リヴァイ 兵士長ハンジ分隊長が言ってた人と違うな。


ハンジ分隊長は、怖くて近寄り難い人だって言ってたけど全然そんな人じゃないや。

むしろ、優しい人だ。


リ「おい、考え事は後だ。飯を食え。」


貴『ありがとうございます。』


ささっと、椅子に座ると机の上に夕飯を置いてくれた。


メニューはパンと野菜スープか。シンプルだけど美味しそう。


そういえば、リヴァイ 兵士長の手には夕飯が二つあった様な・・・


チラッと見ると椅子に座りご飯を食べだそうとしていた。


貴『・・・リヴァイ 兵士長も此処で食べるんですか?』


リ「あぁ。何か問題があるのか?」


貴『いえ、何でもないです。』

そして、またお互いに黙々と食べ始めた。


正直言って、私にとってこの状況は新鮮だ。


・・・
4年前からずっと一人だったからな・・・・・


リ「なぁ、聞きたい事がある。お前の過去を教えろ。」


またしても沈黙を破ったのはリヴァイ 兵士長だった。


過去か・・・



貴『すみませんが、過去の事は話せません。』


リ「何故だ。」


貴『それは、私達は会って間もないですし、過去の事は誰にも話さないと決めたんです。』


リヴァイ 兵士長はしばらく考える仕草をすると


リ「分かった。今は話さなくてもいい。だが、いつか離してもらうからな。」


いつかか・・・


それは、今度の壁外調査で私が死なないと思って言っているのかな。



それに、いつかは話さないといけないのか。


嫌、今は考えるのはやめよう。



そうして、私達その会話を最後にまた黙々と食べ始めた。

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作者名:星夜 覇月 | 作成日時:2019年4月5日 12時

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