片割れの風 31 颯side &天馬side ページ42
ランキングに入った!ありがとうこざいます!
試合当日ー。
颯side
いよいよだ。今日で全てが決まる。どちらが強いのかが。
六「A」
六門がやってきた。コイツもゼロに選ばれたらしい。
六「今は颯なんだよね」
俺は静かにうなづく。六門の整った顔が苦痛で歪む。
六「ごめん、僕のせいだよね。僕がもっと••••••」
颯「六門、誰もお前のことは責めようとも思ってねぇよ。むしろ感謝するぜ」
六「え?」
六門が驚いたような顔をする。
颯「俺と言う存在はいつか消滅する。だから、
天馬side
俺らはゴッドエデンスタジアムに着き、牙山教官の話を聞いていた。
牙「この試合に負けると君達はこの島から出られない。出でよ!最強のチーム‼!」
金色と紫色の光がフィールド半分に広がる。光が収まると、前と違う人たちがいた。
剣「どう言うことだ••••••!」
影「今までのチームと何か違います!」
キャプテンマークをつけた白竜とアンリミテッドシャイニングの人達数名、後は他のチームの人達だ。
天「••••••シュウ!」
白竜の後ろからシュウが現れた。そしてもう1人。
雷全「A••••••!」
いつもと雰囲気が変わったAだった。
颯「悪いけど、俺はお前らの知るAじゃない」
天「‼」
明らかに声と目の色が違う。
颯「正確に言うと俺はAのもう一つの人格。名は颯だ」
シ「僕も誤解がないように言っておくけど僕は自分の意思でこのチームに入った」
天「そんな……」
俺は驚いたと言うよりショックが大きかった。
他のみんなも目を見開いたり拳を握ったりしていた。
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作者名:水無月梅雨 x他1人 | 作成日時:2020年5月5日 9時