甘美騎士注意報 [Knights 短編集]

王様の命令は絶対：月永レオ 紫陽花様リク ページ21

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｢ほら、王様の命令は絶対だ。この賭けをしだしたのはお前だろ？｣

現在 おれは彼女であるAを説得している

実は、このあいだカラオケでおれと勝負して負けた方が言うことを聞くっていう賭けをしたんだ。

まぁ、Aも人並外れた歌の上手さを持つんだけど 僅差で勝って。


最近イチャイチャしてなかったのでこの機会を使ってAを愛してあげようという。

それが恥ずかしいの一点張りでなかなか苦戦している。誰だよ賭けの言い出しっぺ

レ｢ふ〜ん。もういいや、じゃもう出て。ほら早く。出ていいよ。おれ曲書くから。｣

｢…え？…いやちょっと待って！！｣

すこし冷たく言ってみるとAは焦ったようにおれに抱きついた。


｢ごめんっ…ほんとは嬉しかったんだ…！！けど…どうしても恥ずかしくて…わ、悪かったって！！｣

おれは元からAを嫌いになるつもりなんてない。ちょっと酷いことしたかな。

おれはAを抱きしめて、顎を持ち上げ そのままキスをした

｢…ん。ごめんな、A。嫌いになんてなるわけないだろ？…どうしても恥ずかしいってんならおれは無理は言わない。｣

と、おれはAの頭をぽんぽんしてやった。

｢…うん、レオ、あたし レオと最後までいきたいや。だから…私のことめちゃめちゃにして。…レオから離れたくなくなるくらい、さ。

王様の命令は絶対、なんでしょ？｣

｢…！！分かった。そう言ったからには最後まで耐えてもらうからな？…頑張れよ｣

Aがそう言ってくれたので おれはAをAの後ろにある机に座らせた。

Aは抵抗しない。
おれはAと自分のネクタイを緩めていった

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