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ストーリー151 ページ1

火「あいつのこと、考える余裕なんて、なくさせてやる。」

そう言った火神くんは、そのままわたしをベッドに押し倒して…

あ「ちょっ…!火神くんっ、いい加減に……」

いくら病人だからと言って、好き勝手する火神くんに、いい加減堪忍袋の尾が切れかけたとき……



火「……zz」

あ「……ん?」

気の抜けた寝息が、わたしの顔の真横に沈めた方から聞こえてきました。


あ「……っとに、もう…。」


熱があるって言うのに、気まぐれで襲って力尽きるなんて、どこぞの大型犬じゃないんですから…。

……。

『青峰のヤローと、俺を重ねてたんだろ…?』


…重ねてたっていうか、

重なる部分があったからどうしても大輝のことを思い出してしまったというか…。


…でも、火神くんにしたら、それは面白くなかったってことですよね。


…だからって、あんな嫌がらせしなくても……。


……いや。わたしのバカ。
火神くんは、そんな嫌がらせをする人じゃないです。


……ん?

だとしたら、さっきのあれは一体どういうつもりで…



なんて、悶々と思考を巡らせていましたが…

あ「…そんなことより、お、おもい……。」

学校で火神くんが倒れ込んだときのデジャブかのように、火神くんの下で身動きが取れない状態のわたし。

あ「火神くん、火神くん!ちょっとだけでもいいので目を覚まして下さい!」

ぺしぺし、と背中を叩いて呼びかけますが、一向に起きる気配がありません。

あ「どうしましょう…。」

…あ、そうだ、スマホ。
これで大輝にSOSを……

そう思ってスマホに手を伸ばしかけたその時…


ガチャッ、どどどどどど!

バン!

青「A!」

玄関の扉が開く音と、地響きのような音が聞こえたとほぼ同時に、わたしと火神くんのいる部屋に大輝が現れました。

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作者名:14がすき | 作成日時:2022年12月27日 17時

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