ストーリー74 ページ24
氷「…やったな、大我」
紫「峰ちんが、負けた…」
試合終了ギリギリに、テッちゃんからのパスを受け取った火神くんがそのままダンクを決め、誠凛の勝利で試合は幕を閉じました。
良かったですね、テッちゃん、火神くん。
…それに、大輝も……。
負けはしましたが、途中からの大輝のプレーは真剣そのもので、楽しそうに見えました。
『僕は、青峰くんがもう一度笑ってプレーする姿を見たいんです。』
試合の前に、テッちゃんから聞いた言葉。
ここからは、大輝が笑ってプレーしていたかは分かりませんでしたが、きっと、大丈夫…。
ヘロヘロになったテッちゃんを火神くんが支えていて、テッちゃんと大輝がグータッチしているのが見えました。
ほんとに、良かったです…。
〜〜〜
一緒に試合観戦をしていたあっくんとヒムヒムくんともお別れをして、帰路につきます。
わぁ…、もう空が真っ暗ですよ…。
青「A」
あ「…あ、大輝……。」
聞き慣れた声が聞こえ、振り向くと大輝がいました。
暗くて表情はよく見えませんが、なんだか声が少し落ち込んでるようにも聞こえます。
まぁ、それもそうですか…。
あ「試合、お疲れ様でした。」
青「……ああ。」
…………。
…こういう時は、なんて声をかけるべきなんですかね…。
ありきたりな言葉しか出てきません。
青「…明日、さつき連れてバッシュ買いに行くわ」
あ「あ、そうなんですか」
青「お前も来ねぇ?」
あ「…あー、その、明日こそはお店の手伝いをしようと決めていて…」
青「……あー、そか。」
あ「すみません…。」
青「…や、俺が急に誘ったから…」
なんだか、私も大輝もいつもの調子が出ず、ぎこちない感じの会話が続きます。
なんか、気持ち悪いですね…。
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美友 - いつも更新されてるかなって見に来てます。続き早く見たいので、更新頑張ってください。 (2018年1月14日 0時) (レス) id: e7a5b55c2b (このIDを非表示/違反報告)
makanyan - 続き早く見たいです! (2017年10月18日 8時) (レス) id: d834349331 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:14がすき | 作成日時:2017年9月21日 21時