検索窓
今日:37 hit、昨日:18 hit、合計:126,697 hit

ストーリー28 ページ28

あ「…まあ、いいです。それではとりあえず、こちらのかごをお願いします。」

と言って、2つに分けて入れたカゴの両方を大輝に渡します。

ちょっとした仕返しです。

青「って、全部かよ!!」

あ「どうしても手伝いたくて私のあとを追ってきたようなので」

青「…へいへい。持ちますよ」

あ「ありがとうございます。」

そして、なんだかんだで大輝は優しいです。


___________

大輝に持たせたカゴのひとつを再び自分で持ち、肩を並べながら大輝と歩きます。

青「…なあ、A」

他愛もない話をしながらほのぼのとしていたのですが、大輝がその空気に少し緊張感を走らせます。

あ「はい?」




青「………明日、さ、俺の試合見に来てくんね?」



……………。




あ「分かりました。何時からですか?」




青「………へ?」

私がそう答えると、随分とまぬけな声を出した大輝。

あ「ちょっと…、なんですか、そのリアクションは」

誘ったのは大輝じゃないですか。

青「あ、や、いや、その、随分とすんなりしてんな、と思ってだな…」

Aなら、めんどくさいとか言って即断ると思ってたぜ、…なんて言う大輝。

まったく、いつもの偉そうな態度はどこへ行ったのやらですよ。

あ「この前約束しましたからね。自分のした約束は必ず守る主義ですよ、わたし。」

青「…なっ// (くそっ…。さっきのは忘れてたくせによ、ずりぃヤツ…//)」

……?

何やら赤面している大輝はとりあえず無視して

あ「それでは明日、応援しに行きますね。」

青「お、おうっ…//」

私がそう言い、とっても浮かれた様子の大輝を見ていると

なんだか、授業参観に親が見に来てくれるのを喜ぶ小学生を見ているようで、

とっても微笑ましかったです。

ストーリー29→←ストーリー27



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (70 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
209人がお気に入り
設定タグ:黒バス , 恋愛 , 青峰大輝
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

桜川 侑香 - 青峰がマジかわゆす。つか、高尾ちゃんマジハイスペック。好きだぁぁぁぁぁぁ(殴! (2017年9月15日 20時) (レス) id: ab5fb01835 (このIDを非表示/違反報告)
ミリイ(灰崎信者) - 最初はキセキの世代大好きだったけど祥吾の事好き過ぎてキセキの世代嫌いになった特に赤司と青峰と黄瀬嫌い (2017年2月1日 21時) (レス) id: 99fc6b4eef (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:14がすき | 作成日時:2017年1月23日 20時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。