season1 オレがTruth Love を知った訳(黄瀬涼太)

マネージャーにしたい(笠松side ) ページ24

笠「そういう子達をマネージャーにしちまうと部活が成り立たなくなる可能性が高い。」


貴「だから、黄瀬君に興味がない私はちょうどいいと。」



昨日帰り道で本宮に言われた通り話す。


まあ、マネージャー希望をして来たのが黄瀬のファンばっかりだったのも事実だし、

そういう奴ばっかりだと部活が成り立たなくなるのも事実だけどな。

黄瀬を見てるだけで仕事しなさそうだし・・・




笠「それもあるけど、お前は器用だし、色んな事によく気づく。
だからマネージャーにむいてると思うし、なってくれると嬉しい限りだ。」



俺がそういうとAはう〜んと悩み始めた。
確かに本宮の言った通りだ。俺がお願いしただけで悩みだした…


お兄ちゃんの頼みを聞いてくれようとしてるなんていい妹だ...←いや、妹じゃないでしょ、笠松さん




貴「頼むよA！男バスのためにも。俺のためにも！」



俺のためにものところを強めにいうとAの肩がピクッとなる。



これはいけた、のか？




貴「…分かった。私、男バスのマネージャーやるよ。」



笠「ほんとか!?ありがとな!!A!!」




こうして、Aは海常男子バスケ部のマネージャーになった。





にしても、Aの行動を完璧に予想しちまう本宮ってヤバい…

Aもめっちゃ勘がいいけど、本宮はその数倍上だな。


女子が苦手な俺でも会って１５分くらいで普通に話せるようになっちゃったし・・・。



あいつ、ただもんじゃないな・・・

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