修行 ページ36
昨日沢山寝たおかげで、無事に完治致しました。
今日から修行ということで、私達は森の中にいる。
私はそばにあった木に寄りかかって、皆の会話をぼーっと聞く。
ってかさ、まさかナルトがチャクラも知らないとは思ってなかったよ。サクラも苦労するな。
｢何だよ！何だよ！そんな難しい説明分かんないけど、そんなの体で覚えるもんだろー！！｣
『いや、サクラの説明だいぶ分かりやすかったと思うけど。』
｢ナルトの言う通りだ…。現に俺達は術を使えている…。｣
｢いーや！お前らは、まだチャクラを使いこなせていない！！｣
だろうねぇ。私だって、修行自体はしてたけど鬼神眼とか使ってのチャクラコントロールはまだできないし。
おかげで昨日のあれだよ。普通の時と使い勝手が違うから、チャクラを上手く使えねぇ。
｢体でそのコントロールを覚えるんだ。命を張って体得しなきゃならないツラーイ修行！｣
｢なっ…何をやるの？｣
明らかに不安そうな三人。まあ、私はあらかたやるやつは想像着いてるから別に。
そこまで辛くはないよ………多分。
｢ん！？木登り…！！｣
やっぱりかー。木登り。ちっちゃい頃、兄さんと競争したりしたっけ……。
｢そんなことやって修行になんの？｣
｢まぁ、話は最後まで聞け。ただの木登りじゃない！手を使わないで登る。｣
その後、見てろと言ってカカシ先生はスタスタと木を登り、ぶら下がりながら色々説明してくれる。
粗方説明を終えると、私達の足元にクナイが投げられた。これで行ける所まで印つけろと。
私の場合、印なんていらないけどね。
｢お前らは初めから歩いて登るほど上手くはいかないから、走って勢いにのりだんだんとならしていく……いいな！｣
『先生。残念だけど、私勢いなくても登れます。』
｢ごたくはいいから、お前ら早くどの木でもいいから登ってみろ。｣
ごたくねぇ……。
ま、いいか。とりあえず足の裏にチャクラ集めて…。
皆は走ってったけど、私はスタスタ歩いて木に足をかける。
あーナルトが落ちた。痛そー。
目指すはてっぺん。下でギャーギャー言ってるけど気にしなーい。
『おーいカカシ先生ー。誰が一番火影様に近いってー？』
木の上で胡座をかきながら先生に言う。
おー驚いてやんの。これくらいのコントロールはできるって。鬼門一族舐めんな。
｢……はぁ…A用の修行考えなきゃな。｣
やっぱり凄いね。
カカシ先生がそう呟いたから、ちょっと嬉しかった。
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眠 - うおっめっちゃええやん・・・この作品一気に読み進めよー！ (2021年10月6日 18時) (
レス) @page2 id: cfd8dfa5f7 (このIDを非表示/違反報告)
藍夜(プロフ) - ミルク さん» まさか2年前の作品にコメントが来ると思わず、びっくりしてしまいました！昔書いたものなので今よりももっと拙い文章ではありますが、参考の域をこえなければ、参考にしてくださって構いません。私も嬉しい限りです！ (2020年10月31日 16時) (レス) id: 1084e77889 (このIDを非表示/違反報告)
ミルク - 作品を読んで感動しました！作品を参考してよろしいですか？？ (2020年10月31日 12時) (レス) id: 243dd4bfbb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：藍夜 | 作成日時：2018年5月26日 22時
