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不思議なチャクラ ページ6

私が物見やぐらの上に行くと、結界忍術の中に木が生い茂っていた。

暗部の人達も中に入れずにいる。


「その結界には触れるな!体が燃えるぞ!」

『火影様はどうしました!?』

「中で大蛇丸と交戦中だ!」


ああどうしよう。ここからじゃ、中がどうなってるのか見えにくい……!

それに、私は鬼神眼を長時間使ってたからチャクラも残り少ない…。

このままだと私はまた何も出来ないで終わってしまう…。


私にも、父さん達みたいな力があれば……!!


そう思った矢先、私の奥底から何か不思議な力が湧きだしてきた。

私の雰囲気を感じたのか、暗部の人が私の方を向き目を見開いた。


「お前……その目は…。」

『目…ですか…?』

「左目の色が違うぞ?鬼門一族の人達の中でも見たことがない……紫色の目だ。」


紫色の……目……。

思い当たるのは銀の瞳の色ね。ナルトみたいに、チャクラを分けてくれてるのかな。


『そうでしょ?』

「ああ。だが説明は後だ。時間がないんだろ?この力なら、大抵のことは出来るだろう。」

『うん。ありがとう、銀。』


意識を戻し、恐る恐る結界に手を伸ばした。

焼けるような痛みなどはなく、普通に触ることができる。

そのまま両手をつき、意識を結界の中に集中させれば、沈むように結界の中に体が入っていった。


驚いている暗部の人に一礼をして、私は火影様の姿を必死で探した。

木々の間を飛びながら目を凝らしていると、火影様ご自身と影分身を見つけた。


そしてあそこにいるのは初代様と二代目様よね……?どういうこと?大蛇丸の仕業?


「あれは禁術の穢土転生だな。大蛇丸め。死者を弄びおって。……おいA、左目だけで三代目の胸を見ろ。」


そう言われ右目を伏せそこに視線を落とせば、初代様と二代目様の胸に、三代目様の胸から伸びた手が何かを引きずり出していた。

そして次の瞬間には、初代様達の体から何かが抜き取られ、火影様の体内に封印された。


何、あの手。何だか、おぞましいものだな。


「あれは四代目の術、屍鬼封尽だ。敵の魂を封印できる。だが、その効力と引き換えに術者も死ぬがな。」

『え……。』


術者が……死ぬ……?

ってことは、火影様は死んでしまうってこと?

嫌よそんなの。守れないなんて。


「来い!猿魔!!」


その火影様の声で我に返った私は、急いでその場に向かう。

すると、大蛇丸を掴んだ火影様の後ろに刀があることに気がついた。


「「死ね!!」」

『火影様!』

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ヒメ(プロフ) - いえいえ。とても面白いですよ! (2019年5月18日 21時) (レス) id: 78831db6d6 (このIDを非表示/違反報告)
藍夜(プロフ) - ヒメさん» コメントありがとうございます!楽しい、大好きと言っていただけるだけで、それが励みになります!本当にありがとうございます!これからも頑張りますね! (2019年5月1日 22時) (レス) id: 4ffe17b14f (このIDを非表示/違反報告)
藍夜(プロフ) - 雪華さん» メモしたのですが、こちらからではコメントを消せないみたいなので、そちらの方で消してもらってもよろしいですか?お手数お掛けしてしまいすいません。 (2019年5月1日 22時) (レス) id: 4ffe17b14f (このIDを非表示/違反報告)
ヒメ - すごく楽しいです!作ってもない私がいうのもなんですが、きっと作るのに苦労をしていると思います。私はこの小説が大好きなのでこれからも頑張ってください!!応援してます! (2019年5月1日 20時) (レス) id: 78831db6d6 (このIDを非表示/違反報告)
雪華 - 藍夜さん» 出来ました!タイトルは木の葉隠れの氷華族の少女です。パスワードはkonohaです。メモしたらコメント消して下さいね。 (2019年4月30日 23時) (レス) id: 1286db9797 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:藍夜 | 作成日時:2018年12月11日 20時

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