番外編 バレンタイン ページ26
こちらはバレンタインにやろうと思って忘れていたものです。1週間遅れですいません。
あ、あとかなり甘々です。甘いの書くの苦手なんですけれどもね。本編と関わりがないので、もうくっついてます。
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今日はバレンタインデー。ということで、私はとりあえず班全員と、シカマルに用意をしていた。
用意していたチョコを持ち、班員を呼び出した場所へと足を早めた。
「あ、A来たってばよ!なんなんだ?いきなり呼び出して。」
『えっとね、はい!ハッピーバレンタイン!これがナルトので、これサクラ。そしてこっちがサスケで、これカカシ先生に!』
一つ一つ手渡しすると、4人は少し固まった。最初に動いたのはナルトで、勢いよく抱きつかれる。
「Aー!ありがとうってばよ!!大事に食うな!!」
『ちょっ、ナルト、降りなよ。危ないから!』
そうやってる間に、他の3人からもありがとうだとか、嬉しいだとか言われて、こっちまで嬉しくなってしまった。
それから皆と別れ、家に帰る。
さてと、最後はシカマル。本命だから、皆とはちょっとだけ違うんだ。
シカマルの家に行き、上がらせてもらう。そしてシカマルの部屋で袋を出した。
『はい、これ。バレンタインだから。』
「お!悪ぃな。これ、今食ってもいいか?」
『うん、いいよ。口に合えばいいけど。』
「いや、うめぇよ。ってか、お前の作ったのが口に合わねぇ事がねぇよ。」
そう言って、本当に美味しそうに食べてくれる。作ったかいがあったよね。
一人でにこにこと食べているシカマルを見ていたら、不意にシカマルがこっちを向いた。
『ん?どうした…んむっ!』
「隙ありっと。」
軽く唇にキスが落とされ、シカマルはまたチョコを食べ始める。
くそっ……!!シカマル、お前そんなキャラじゃなかっただろ…!!
熱くなる頬を抑えながら、少しだけシカマルを睨みつけた。
その視線に気がついたのか、チョコを食べ終えたシカマルは悪ぃと言って頭を撫でてきた。
…あ、こいつも照れてんだ。耳赤い。
そう思うと少し可愛くて、思わず私も頭を撫でた。
「んだよ。」
『いや?可愛いなーと。』
「そりゃお前だろ。いつもよりにこにこしやがって。」
そう言って愛おしそうに、私の頬を撫でてくる。それに頬をすりつけば、またシカマルの顔が近づいた。
そして、柔らかい感触が伝わってくる。
今日の口付けは、いつもよりとても甘かった。
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ヒメ(プロフ) - いえいえ。とても面白いですよ! (2019年5月18日 21時) (レス) id: 78831db6d6 (このIDを非表示/違反報告)
藍夜(プロフ) - ヒメさん» コメントありがとうございます!楽しい、大好きと言っていただけるだけで、それが励みになります!本当にありがとうございます!これからも頑張りますね! (2019年5月1日 22時) (レス) id: 4ffe17b14f (このIDを非表示/違反報告)
藍夜(プロフ) - 雪華さん» メモしたのですが、こちらからではコメントを消せないみたいなので、そちらの方で消してもらってもよろしいですか?お手数お掛けしてしまいすいません。 (2019年5月1日 22時) (レス) id: 4ffe17b14f (このIDを非表示/違反報告)
ヒメ - すごく楽しいです!作ってもない私がいうのもなんですが、きっと作るのに苦労をしていると思います。私はこの小説が大好きなのでこれからも頑張ってください!!応援してます! (2019年5月1日 20時) (レス) id: 78831db6d6 (このIDを非表示/違反報告)
雪華 - 藍夜さん» 出来ました!タイトルは木の葉隠れの氷華族の少女です。パスワードはkonohaです。メモしたらコメント消して下さいね。 (2019年4月30日 23時) (レス) id: 1286db9797 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:藍夜 | 作成日時:2018年12月11日 20時