【東京喰種】宇井郡との日常。[２]

43話 ページ3

宇井side




私には、今物凄く気になる人が居る。



それはAAという人。



名前からして多分女だが、その人が今一番わたしを悩ませている。


それはというと、私がいくら頑張っても、AAと言う人は私の成績をすぐに抜かしてしまうのだ。


だから本当に、密かに対抗心を燃やしてる。


相手はどう思ってるかどうか知らない…いや、寧ろそもそも私のを事を知っているかどうかも知らないが…



気になっている。







そんな事を思いながら、


今日は図書館に来た。


休日だったのと、AAに負けないように、勉強をする為にだ。









お目当ての本を探していると、





近くから小さな声が聞こえた。








その声に近づき、密かに聞いてみると、




なにやら取れないだか、足が痺れるとかなんだか…




困ってる人がいるのかな…と思い、
その声の主の方がいる棚へと向かってみると、

そこにはちょうど私のお目当ての本を取ろうとしている
顔立ちの良い綺麗な女の人が、頑張って背伸びをしながら本を取ろうとしていた。




……可愛いなぁ






そんな事を思いながらも、必死になって取ろうとしている綺麗な女の人が可哀想になってきたので、

横から本を取ってあげ、渡してあげた。






すると綺麗な女の人は礼儀正しくお礼を言うと、可愛らしい顔で笑ってくれた、









…なんだかその美しさに惹かれ、



いつの間にか綺麗な女の人をお誘いしてしまった…




女の人の方は断りもせずに、受け入れてくれ、



日当たりのいい場所を選び、



座ることにした。









………そういえば、名前はなんと言うのだろうか

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