*アーヤの過去と秘密*

9、新たな味方 ページ11

私の味方は、翼と忍だけ。

翼「あ、そうだ。アーヤ、アーヤの味方があと2人来るから。」

彩「味方？」

忍「ああ、本当だぜ。もうそろそろ来るだろ。」

誰だろう？

私に翼と忍以外の味方なんている？

その時……

砂「悪い、遅くなった！」

悠「立花、大丈夫か？」

嘘……

彩「砂原、悠飛。」

何で、2人がここに……

砂「瞳が違うな。」

悠「オッドアイか？」

彩「うん！そうだよ。気持ち悪い？」

砂「いや、全然。」

悠「むしろ、似合ってるくらいだろ。」

気持ち悪がらないんだ。

翼や忍と一緒で。

彩「何で、2人がここにいるの？砂原は海外にいたでしょ？」

砂「ああ、もうやめたんだ。立花が悲しんでるって聞いて来た。」

彩「そんな……じゃあ、悠飛も？」

悠「俺は美門から連絡があってきた。立花がそんなことするわけねぇし。」

本当に私よ味方なんだ。

嬉しい！

彩「ありがとう。2人共。」

笑顔で言った私になぜか忍以外の顔が赤くなった。

彩「大丈夫？もしかして、熱？」

忍「そうなのか？なら、大変だ。」

翼「はぁ。この2人鈍感と天然すぎでしょ。」

砂「確かにな。」

悠「ん、同感。」

えっ、そう？

でも、翼も天然たよね？

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