54話 ページ5
"嬉しい"
そう思ったら涙がつぎからつぎへと出てきた
亮ちゃんはびっくりしてる
亮介「え、なに?
どうした?」
A「嬉しくて涙が止まらない」
亮介「おいで」
亮ちゃんが抱きしめてくれる
やっぱり落ち着くな
A「今まで好きな物は我慢してきた
習い事は全部、好きになった頃に柚乃に越されて嫌だった
でも、亮ちゃんだけは柚乃にも誰にも譲りたくなかった
小さい頃からずっと大好きだったから
知ってる?亮ちゃんが私の歌声好きって言ってくれたから合唱頑張れてるんだよ
今までは逃げて来たけど歌うことは諦めなかった
亮ちゃんが好きって言ってくれたから
亮ちゃんに好きになってもらいたかったから」
亮介「うん」
A「今までは逃げてきたけど
卒業するまで歌は続ける」
亮介「頑張れ」
A「忙しいと思うけど見に来てね」
亮介「暇だったらね」
A「うん」
亮ちゃんの方に顔を埋めグリグリ動かす
亮介「くすぐったいよバカ」
A「えへへ」
亮介「えへへじゃない」
A「にゃほほ」
亮介「バカがいる」
浮かれてる私を許して欲しい
亮介「落ち着きな」
頭を撫でられる
A「本当に嬉しくて」
亮介「可愛いな(ボソッ」
A「え?」
亮介「なんでもない
そろそろ戻った方がいい
送る」
A「、、、」
もっと亮ちゃんと一緒にいたい
亮介「もう理由なしにいつでも会えるだろ」
A「うん」
部屋の前まで送ってもらった
A「送ってくれてありがとう
おやすみ」
亮介「おやすみ」
亮ちゃんが歩き出したのを見送っていると急にこっちを振り返った
A「?」
亮介「ちょっと忘れ物した」
亮ちゃんの顔が目の前に
亮介「好きだよ」
そう言って唇に何が振れた
A「!???/////////」
キスされたと気がついた時には亮ちゃんはもう歩き出していた
A「亮ちゃん!?」
亮介「別にいいだろ?」
A「いや、いいけど」
亮介「なら問題なし
おやすみ」
A「おやすみ」
2回目のおやすみをして部屋の中に入った
入ってドアにもたれ掛かりながら座る
力が抜けた
私、本当に亮ちゃんの彼女になれたんだ///
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彩乃(プロフ) - rinrinさん» コメントありがとうございますo(゚д゚o≡o゚д゚)o頑張ります! (2019年5月12日 6時) (レス) id: 3673029f2d (このIDを非表示/違反報告)
rinrin - 続編突入ですね!これからも頑張ってください(*^▽^*) (2019年5月12日 0時) (レス) id: 30d23c8fcb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:七夜 | 作成日時:2019年5月11日 23時