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79話 ページ30

泣いてのどか沸いたから自販機まで来た
何飲もうかな〜なんて選んでたら

「A?」

驚いて振り返ると

A「・・・亮ちゃん」

亮介「早いね」

A「亮ちゃんこそ
・・・飲み物買いに来たの?」

亮介「そう」

亮ちゃんが近づいてきて目が合うと
ほっぺを触られた

A「?」

亮介「泣いた?」

A「・・・なんでわかるかな」

もう平気だと思ってたのに
また涙があふれだし

亮ちゃんに抱き付いていた

亮介「っと
どうした?」

亮ちゃんが抱きしめてくれる

A「・・・何でもない」

亮介「なんでもなかったら泣かないでしょ」

A「泣くつもりなんてなかったのに」

亮介「どうした?」

A「ちょっと嫌な夢見た
亮ちゃん出てきた」

亮介「内容気になるんだけど」

さっき見た夢をざっくりと話した

A「おいてかないで」

亮介「おいてかないよ」

よしよしと頭を撫でられる

我慢できなくなって亮ちゃんの胸に顔をうずめて声を上げて泣いてしまった


亮ちゃんが要先輩の方に行っちゃうのは嫌だ
嫌だよ
嫌でも夢と現実を重ねちゃう


亮介「大丈夫
俺はどこにもいかない

文化祭、俺はAと回りたい
約束とかしてないけどそれが当たり前だと思ってた
なのにお前は考えてとか言い出すし
ちょっとムカついた」

だから1人で食べたいって言ったんだ

亮介「Aが勝手に不安になってるだけだから」

A「怒るなし
うわぁぁ」

さらに涙があふれる

亮介「怒ってないよ
ただ、もう少し俺の事信用してくれてもいいんじゃないかとは思ったけど」

A「だってだって」

亮介「A」

名前を呼ばれて顔を上に向けさせられた

亮介「(クスっ
ひどい顔」

A「うるさいな〜」

亮介「まあそんな顔も含めて好きだけど
もう一度言うよ

俺はどこにもいかない
他の人を好きになる自分もAが隣にいないのも想像できないし嫌だ
Aが好き」

A「私も亮ちゃんが好き」

亮介「ん
文化祭一緒に回ろ

要はちゃんと断るから」

A「分かった
ねぇ、何で要先輩の事名前で呼んでるの?」

亮介「名前?
苗字だけど」

A「え」

亮介「名前だと思ってた?
まあどっちにも聞こえるから無理はないか

確か名前は琴音だったはず」

そうだったんだ

亮介「他に聞きたいことは?」

A「大丈夫
何か眠くなってきた」

亮介「俺の部屋で寝たら
今日は自主練いいんじゃない?」

A「うん」

亮ちゃんのベットで時間ギリギリまで寝た

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設定タグ:ダイヤのA , 小湊亮介 , 小湊春市   
作品ジャンル:アニメ
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彩乃(プロフ) - rinrinさん» コメントありがとうございますo(゚д゚o≡o゚д゚)o頑張ります! (2019年5月12日 6時) (レス) id: 3673029f2d (このIDを非表示/違反報告)
rinrin - 続編突入ですね!これからも頑張ってください(*^▽^*) (2019年5月12日 0時) (レス) id: 30d23c8fcb (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:七夜 | 作成日時:2019年5月11日 23時

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