ヒトチガイジャナイデショウカ！？ ページ45
校門に近づくにつれて、ものすごく焦りがつのる。不安がこみ上げる。
レオ兄ってその、何だ・・(主に私の)危険を顧みてくれないし・・？
「・・あれ、何か騒がしい・・？誰かいんのかな」
校門から聞こえてくる黄色い声と隣の理穂の呟きにびくりと肩が跳ねる。
・・やっぱりいるのか・・！？
「まさかアイドル科の誰かが、お前の出待ちしてる・・なんてこと、ないよね？」
光を失った目で顔を覗きこまれる。
やめれ・・お前その顔やめれ・・・
「あ、あるわけないじゃん・・？だから君はいろいろ考えすぎだと・・！」
「ヘエェェエエ・・？？」
「というわけでちょっと忘れ物しちゃったから！先に一人で帰っててくれ！」
校舎に駆け出そうとするのを首根っこを掴まれ止められる。
待って。首しまってるから。苦しい。
「なんで逃げようとしてるのかなぁ？？あるわけないんでしょ？」
「いや数学の教科書忘れたんだってば！！ほんと！！」
「おっ、そこにいるのはもしやA！？」
・・・！？
声がした方を見ると、幼馴染が駆け寄ってきてイタ。
その顔・・今は見たくなかった・・ッ！！
ついでにその後ろからは鬼のような視線が送られている。はい私オワタ。
「何してんの？女と女のプライドをかけた熾烈な戦い？わははっ、実にいい！かける、かけるぞ名曲が！」
と言ってメモ帳を取り出すので、私はその隙にフリーズしている理穂の手を首から外し逃げ出す。
レオ兄は作曲に夢中で気づかない―かと思いきや！！
「そういや、既読無視とかひでーじゃん。途中から未読になるし」
作曲しながら会話だと・・！？
貴様いつからそんな技術を！？器用だなやめろ！！
ていうかねえ！！しょっちゅうスマホなくす人にそういうこと言われたくないんだよねえ！！
「そうそう、そういえば。デコのあたり、ニキビできてるぞー。夜更かしなんてするから」
それは今言わなくてもいいんじゃないかな！！
「・・って、聞いてる？おーい」
無視を決め込んでそのまま逃げちゃおうと思ったけど、肩に手が置かれたので私は咄嗟に叫ぶ。
「ヒトチガイジャナイデショウカ！！！」
「・・・ええー・・」
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月野(プロフ) - クリスティ38さん» コメントありがとうございます！そうなのですよね、自覚しています。これ書いたのが4年くらい前なのですが、今見返すと相当酷いなと思います(笑)そのうち消すか色々削って修正しようかと思っていたところでした！参考になります、ありがとうございました！ (2020年1月2日 13時) (
レス) id: 7024b5686c (このIDを非表示/違反報告)
クリスティ38(プロフ) - なんか全然あんスタ読んでると感じない。ちょっとオリキャラふざけすぎでしゃばりすぎなのでは？ (2019年12月31日 19時) (レス) id: eb0de2c665 (このIDを非表示/違反報告)
月影(プロフ) - 最中さん» ありがとうございます！面白いなんてそんな(/ω＼*)近いうちに(もしかしたら明日かもですが)続編移行しますね！ (2015年12月1日 19時) (レス) id: b63c82707d (このIDを非表示/違反報告)
月影(プロフ) - 霧川あるとさん» ありがとうございます！いや、来年ってのは間違いで、受験は再来年です(^p^)かなり先ですwので近いうちに続編いきます！ (2015年12月1日 19時) (レス) id: b63c82707d (このIDを非表示/違反報告)
月影(プロフ) - めおんさん» ありがとうございます！そうですね、近いうちに移行しますね！ (2015年12月1日 19時) (レス) id: b63c82707d (このIDを非表示/違反報告)
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