第6夜目 1筋の希望 ページ8
貴方side
任務を着々とこなしていってた、ある日。ふと、前に録音したカメラを思い出した
ー あれ、まだあるかな?みんなの事だし、もう消去してそうだなぁ ー
そんな心のなか、小さな光があった。許してくれるかも・・・そういう光が
彼らが、カメラを見つけるまで・・・・あと・・・・
ヒビヤside
ヒビヤ「あ、やばい;;」
モモ「どうしたの??」
ヒビヤ「い、いや・・・やばい;;我慢できない!!;;」
モモ「え?ちょ、ちょっと!?」
俺は、トイレがしたくなり、直球でトイレへと駆け込んだ。
ヒビヤ「ふぅ・・・スッキリしたぁ;;・・・・あ・・・」
ふと、目に映ってきたのはAの部屋――・・・
俺は、何かに誘われるようにその部屋に入った。
この部屋は、口論で何とかそのままの状態にしておいてある。
Aの机には、思い出の写真が散らばっていた。その一枚を手に取った
Aと一緒になって、撮った小犬たちとのふれあい広場の写真・・・
全員の集合写真、パーティー、寝顔、任務後、雪合戦、様々なイベントの写真だ・・・
すると、突然、目に映ってなかったものが見えた・・・
能力か・・・・?
すると、透明のまるでスクリーンでも見てるような感覚になった。
あたりを見渡すと、そこにはAが見えた。目を見開き、手を伸ばしたが、やはりするりっと手を
通り抜けた。
ヒビヤ「・・・・」
通り抜けた手をギュっと握る。
そして、決意した様子で再度、Aの残像を見た
ヒビヤ「・・・・?あれ?何してるのかな?」
取り出したのは、1台のカメラ。
それを机におき、撮影を始めた。
ヒビヤ「・・・っ;;」
能力の、使いすぎ?か・・・くそっ、こんな時に!!!
段々と朦朧としてくる意識の中、カメラに向かって言っているセリフは分からなかった。しかし、倒
れる寸前で見たのは―――・・・・
何かに耐えるように
しかし、穏やかに
悲しそうに
嬉しそうに
微笑んでいる、Aの笑顔だった・・・・・・
ドサッ・・・・
モモside
ー ヒビヤ君遅いなぁ・・・ −
私は立ち上がって、トイレへと向かった。
その時
モモ「あれ?Aちゃんの部屋、空いてる?」
私はおそるおそると、中へ踏み入れていった
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kすずらんk - 頑張って下さい! (2017年9月28日 0時) (レス) id: bfa2e44372 (このIDを非表示/違反報告)
なつき 閃光の舞姫エネ - 続き楽しみです!! (2014年11月14日 17時) (レス) id: b0e88fbc7c (このIDを非表示/違反報告)
あんあん - おkw (2014年7月18日 16時) (レス) id: b5fb43713e (このIDを非表示/違反報告)
小桜茉莉 - 第4弾お願いします。 (2014年7月12日 18時) (レス) id: 0804c6f9d8 (このIDを非表示/違反報告)
セット - ファイト!!! (2014年7月11日 16時) (レス) id: 0dee119574 (このIDを非表示/違反報告)
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