第5夜目 軌跡の歌 ページ7
キドside
それは俺が、明日の材料を買い終えて帰る時の出来事だった・・・
『星に、雪に、記憶に♪君の 足跡探す♪ どうか永久の安らぎ ここは 夢の途中で♪』
どこからとも無く聞こえてきた歌声。それは、冬の今の時期にぴったりの歌だった。
その声の主は、高すぎず低すぎず、大人びた綺麗な声だった・・・
ふと、頭の中に浮かんだのは・・・
Aと楽しく過ごしていた時間・・・
どんなに、探しても・・・・願っても、もう会えない・・・・逢えないんだ・・・
近くには、小学生くらいだろうか?仲良く雪だるまを作って遊んでいた。
それが、あの頃の面影と重なった。
〜〜中学生の頃〜〜
セト「見てくださいッス!!外が真っ白ッスよ!!」
貴「わぁ!!本当だ!!すご〜い!!ねぇねぇ、みんなで雪だるま作ったり雪合戦しよ?」
カノ「ぶはっwwAちゃww何その雪だるまw体でかっ!!顔ちっさww」
貴「何よ!!これでも自信作なんだからね!!?」
セト「ははっ;;これが、自信作ッスか;;」
貴「何よ・・・セトまで笑う気?^言^」
セト「い、いや;;そういうわけじゃ・・;;」
キド「カノ、いつまで笑っている;;いい加減やめろ;;」
カノ「ぶっwwクククッwwごめ、無理;;www」
すると、Aはにこやかな笑顔でえカノに近付いた。そしてカノが作った雪だるまを・・・
カノに向かって倒した
カノ「え?・・・えぇ!?ちょっとちょtt・・・ぐえっ!!」
見事に雪だるまの下敷きになったカノを見て、Aはクスクス笑った。
カノ「いったいなぁ;;・・・っは!!wえい!!」
貴「え?・・・わわ!?つめたっ!!?」
カノは雪をさっとかき集め団子状にし、勢いよくなげた。いきなりのことにAは驚いて見事に当
たった。
カノ「あははww仕返しだよw」
キド「お!雪合戦かwよし、じゃあ・・・全員。カノを狙え!!」
セト/貴「「了解/ッス」」
カノ「え?え??ちょ、待って!?;;3vs1ってひどくない??」
キド/セト/貴「「「「酷くない(ドヤァ」」」
カノ「ちょ!!wハモらせなくていいから!?wそれと、ドヤ顔しないd・・・ぶはっ、ちょ!!タ
ンマ;;うわわ!?w;;」
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キド「懐かしいな」
俺は少し、暖かい気持ちになった
その音楽のおかげで、俺は何故か凍った心が溶けた気がした・・・。
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kすずらんk - 頑張って下さい! (2017年9月28日 0時) (レス) id: bfa2e44372 (このIDを非表示/違反報告)
なつき 閃光の舞姫エネ - 続き楽しみです!! (2014年11月14日 17時) (レス) id: b0e88fbc7c (このIDを非表示/違反報告)
あんあん - おkw (2014年7月18日 16時) (レス) id: b5fb43713e (このIDを非表示/違反報告)
小桜茉莉 - 第4弾お願いします。 (2014年7月12日 18時) (レス) id: 0804c6f9d8 (このIDを非表示/違反報告)
セット - ファイト!!! (2014年7月11日 16時) (レス) id: 0dee119574 (このIDを非表示/違反報告)
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