【あんスタ】彼女には難しい話。【ヤンデレ】 (ページ12)

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I don't know them. ページ12

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「あ、あの……英智さん、自己紹介をしてもよいでしょうか？」

流石にこのままだと、空気に全身と心を持っていかれそう。
その前に名前くらいは教えて貰わなくちゃ…。

英智「あぁ。構わないよ。……ほら、桃李、弓弦、真緒。彼女のお話、聞いてあげてね？」

まるで学校の先生の様な感じで三人に言うが、それって訳したら『静かにしろよ。』になるよね。
……私の性格が歪んでるだけかな。

「……わ、私はAと言います。お給仕、頑張るのでこれからよろしくお願いします。」

フードの端を抑え、深くお辞儀をする。顔は、顔は見られちゃ駄目だ。

弓弦「私は、伏見弓弦と申します。……そこに居る姫宮桃李様の執事で御座います。以後、お見知り置きを。」

桃李「弓弦！僕の台詞奪わないでよ！……ふんっ、別に庶民なんかと仲良くする気なんで無いんだからね！」

……私とあんまり身長変わらないのに。小学生みたい。顔も童顔だし。
弓弦さんは、大人って感じ……。

真緒「俺は衣更真緒。まぁ、よろしくな。」

「……よ、よろしくお願いします。」

真緒さんが少し苦笑いになっているのは、何か不思議で隠してそうだけど、まぁいいや。

英智「……さて、仕事を始めようか。」

英智さんが、また貼り付けたような笑みを浮かべた。