屈辱 ページ23
新八side
悔しかった、唯ひたすら悔しかった
なんで俺は大事な者が守れなかった?
妹を、庇えなかった?何故俺は……ただ、請うことしか出来なかった?
スクナヒコナ「うっわ、まぁたえらくやられたねぇ……俺がいなきゃ今頃ぽっくり間違いないね……」
クシナダ「縁起もないことを言うんじゃない、さっさと治してやるのじゃ」
あでっ、と叩かれたスクナヒコナ様がAの元へ行く前に俺の元へ来る
そして__頭に手を置き、ひと撫でした
スクナヒコナ「君の妹は、正義感が人一倍強い兄さんを守る為にこんなことを耐えてるんだって
兄様が笑ってられるなら汚いことは私が引き受けるって、前言ってたよ」
そうして、妹の首に手をやり力を使うスクナヒコナ様
俺は……何をしていたんだ?
原「……新八……」
左之の声が聞こえる
でも、ほぼ聞こえないぐらいの音だった
……悔しい、妹を救えなかった自分が憎い
本当に……嫌で嫌で仕方が無い
永「なぁ……俺は、もう……大切なもん失わねぇ為にここに来たんじゃねぇのか……?」
自分でそういい、自身の頬を殴る
こんなんじゃ足りない、Aはもっと苦しい思いをずっとしてきたんだ……
永「ごめんな……駄目な兄貴で…」
こんな、泣いて妹にすがることしか出来ない俺が、1番惨めで屈辱的だった
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月夜(プロフ) - ひぇっ、ありがとうございます!報告ありがとうございます…治してきます(汗)はい、気長に待っていてくださいませ、頑張ります! (2020年2月6日 18時) (レス) id: 3003a1c972 (このIDを非表示/違反報告)
華音(プロフ) - 初めまして( ´ ▽ ` )薄桜鬼大好きで♪感情移入しながら楽しく読ませて頂いております☆ただ、誤字脱字が少ないですがございましたので^^;御報告させて頂きますね。それではこれからも更新を楽しみにしております(*^^*)頑張って下さいませ(*^▽^*) (2020年2月6日 18時) (レス) id: 85eea2d6ee (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:月夜 | 作成日時:2019年1月24日 23時