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原田side
土「おいおい、好かれてるんだろ?だったらなんで嫌われる云々の話になんだよ…」
土方さんが代弁するように俺等の気持ちをまとめて言う
すると、クシナダ様は1つ悔しそうに笑い……そして紡いだ
クシナダ「永倉家は……祈りが強く神からも愛されていたぶん、忌み嫌う代理人を多く作ってしまった
今までは神々はどんなことがあろうと此奴らから離れることなどしなかったが……ある事件が起きてなぁ……」
気まずそうにそう、千鶴を見る
千鶴は少し考え、真逆…と言った
永「……千鶴ちゃんは悪くないんだけどな……、綱道さんが昔俺達の家に来てな……
俺はよく覚えてなかったけど、Aが覚えてたんだ」
クシナダ様の膝の上で眠るAをちらと見て新八は悔しそうに、寂しそうに微笑んだ
その顔から嫌な予感がする
永「……俺達の母さんと父さんはな……彼奴に変若水を飲まされて……羅刹にされた
羅刹にされた2人は必死に俺達に殺すよう言ってきた
俺は声も手も出なかった……のに
Aは……苦しみから解き放ちたいが為に……母さんの持ってた包丁で…2人を…」
そこまで言い、項垂れる新八
その状況を知らなかった俺達は絶句した
クシナダ「代理人は両親を殺すべからず、そういうお触れがあるのじゃ……
勿論、例外もある……この子達のような場合は例外じゃ
しかしのぅ……あの困った代理人がのぅ……」
そう言って溜息をつくクシナダ様
俺は……胸の中で嫌な予感と戦っていた
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月夜(プロフ) - ひぇっ、ありがとうございます!報告ありがとうございます…治してきます(汗)はい、気長に待っていてくださいませ、頑張ります! (2020年2月6日 18時) (レス) id: 3003a1c972 (このIDを非表示/違反報告)
華音(プロフ) - 初めまして( ´ ▽ ` )薄桜鬼大好きで♪感情移入しながら楽しく読ませて頂いております☆ただ、誤字脱字が少ないですがございましたので^^;御報告させて頂きますね。それではこれからも更新を楽しみにしております(*^^*)頑張って下さいませ(*^▽^*) (2020年2月6日 18時) (レス) id: 85eea2d6ee (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:月夜 | 作成日時:2019年1月24日 23時