【鬼灯の冷徹】恋する相手は腐女子の第2補佐官!? (ページ8)

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腐女子発動① ページ8

A「え！桃太郎ってあの日本一有名な英雄じゃないですか！何故ここに!!」

桃太郎「やぁ……あんま過去のことは言わないでください…黒歴史なので…」

さっきの鬼灯様と男の人の喧嘩を桃太郎さんが制して

お店の中に入れてくれた

そして私と桃太郎さんはお互い軽く自己紹介をしていたところです

A「そう言えば、桃太郎と言えば犬、猿、キジがお供ですよね？

その子達はどこにいるんですか？」

桃太郎「あれ？会ってないんですか？」

鬼灯「桃太郎さんのお供ならさっきの不喜処で会いましたよ。

シロさんとルリオさんと柿助さんですよ」

男の人の頬をつねっている鬼灯様に言われてようやく気づく

A「あの子達が!!なんか見たことある組み合わせだと思ったんです！」

パンと手を叩き

そう言えば…と男の人に視線を向ける

A「お名前まだでしたよね…？」

？「ん？あぁ、ごめんね、僕は白澤。吉兆の神獣だよ」

笑顔で手をひらひらさせている

すかさず鬼灯様が付け足す

鬼灯「ただの白い豚ですよ。吉兆の神獣とか言いながら

酒に酔って地に落ち、捕えられたあと妖怪を現世に広めた裏切り者です。」

A「神獣なんですか！」

白澤「酒を飲ませたのはお前だけどなぁ!!!!!!!」

鬼灯「え……？」

白澤「とぼけるな!!!!!!!」

そしてまた喧嘩勃発

あ、なんか…これ…。

桃太郎「もーまたやってる。よく飽きないなぁ…Aさんすいません」

桃太郎さんは申し訳なさそうに頭を下げる

凄いな…さすが英雄…礼儀正しい

常識人だわ…

A「いえいえ！そんなうちの上司も悪いんですし…それにしても…」

鬼灯様と白澤さんの喧嘩を眺めていて

自分のとある趣味を思い出した

最近は仕事に集中しすぎてあまり趣味を楽しむことを忘れていた

桃太郎「どうしたんですか…？て、あ…！」

すると突然喧嘩していた2人がバランスを崩して倒れ込んだ

ﾊﾞﾀﾝｯ

それを見てしまったのがいけなかったのだ
私の趣味は一気に爆発した

桃太郎「う………うわぁお……。」

倒れ込んだ鬼灯様と白澤さんはまさかの

BL状態であった……

床ドンされている鬼灯様

床ドンしている白澤さん

2人の表情がみるみる歪んでいく

鬼灯「どけこの白豚ぁぁぁ!!!!!!!」

白澤「ぐはぁ……!!!!!!!」

白澤さんは鬼灯様に頭突きをかまされ

おでこを抑えてうずくまった

こ、これは…………!!