【鬼灯の冷徹】恋する相手は腐女子の第2補佐官!? (ページ50)

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惚れ薬と腐女子と① ページ50

ある日の閻魔庁

いつもの執務室に向かうと

A「え………」

鬼灯「おはようございますAさん」

白澤「鬼灯ぃ〜♡愛してるよ〜♡」

鬼灯様にベッタリな白澤さんがいた

・・・

A「おはようございます！閻魔様！」

閻魔「あぁAちゃんおはよう〜」

朝起きて部屋を出たあと食堂で閻魔様に会った
いつもは鬼灯様といるのになぜか今日は一緒にいないらしい

食事を持って閻魔様の目前の席に座って質問をする

A「今日は鬼灯様とご一緒なされてないですけどどうかしたんですか？」

すると閻魔様は肩をビクッとさせて苦笑いを浮かべる

そして言いずらそうに事情を話し始めた

閻魔「いやぁ…後々君もわかると思うんだけどねぇ…大変なことになっちゃってさぁ。特に白澤くんが。」

A「白澤さんが？」

閻魔「そうなんだよ…後で執務室行ったら分かると思うよぉ。それにしても困ったなぁ。鬼灯くん仕事できるかなぁ」

閻魔様は不安そうに食器が乗ったお盆を運んで食堂を後にした

そして執務室に来た今に至る

なるほどねぇぇぇ
こぉれぇはヤバいっすねぇぇ

A「あの鬼灯様」

鬼灯「はい、なんでしょうか」

A「だいたい見当はついてるんですけど一応何があったか聞いても良いですか？」

鬼灯「見当ついてるなら察しろよ。まぁ、見たまんまです。コイツ(白澤)が女性に薬を盛ろうとしてバレて自分にかかった自業自得です」

A「惚れ薬ですよねそれ、でもどうして鬼灯様に惚れてしまったんですかね」

鬼灯「テレビでちょうど私が映ったらしくそれを見たんだと桃太郎さんから聞きました」

A「にしてもアレですね？白澤さんって女遊びやめたとかで騒がれてたじゃないですか？薬盛ったって女遊び再開してますよね」

執務室の自分の席に座って鬼灯様にベッタリな白澤さんを見る

鬼灯「好きな子がどうしても振り向かないからだとか」

チラッと私を見る鬼灯様

え、なんでしょうか

A「へぇ…」

にしてもベッタリだから
もうくっつけばいいんじゃないでしょうか？

私からしては

A「目の保養ですし……ﾊｯ」

鬼灯「何が？」

A「いえ？なにも？それより対処しなくてはですねその人」

鬼灯「そうですね」