【鬼灯の冷徹】恋する相手は腐女子の第2補佐官!? (ページ47)

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暇つぶし写真対決！② ページ47

鬼灯は桃太郎と一緒にある広場に来ていた

なぜ白澤がいないのか
それは数分前に遡る

〜数分前〜

鬼灯「写真対決となれば全員で一緒に歩いても景色被りそうですね。別行動で。」

白澤「僕もそれでいいよ。まずお前となんか歩きたくないし…いったっっ!!」

鬼灯にスパンッと頭を叩かれる白澤

桃太郎「俺も賛成です。京都とか1度は来てみたかったし、色々見て歩きたいなぁ」

白澤「僕もー！やっぱ日本の有名どころは興味あったしね〜」

鬼灯「では一旦解散で30分後にここで」

……………………ということで別行動へ

鬼灯「桃太郎さんは良いんですか？色々見て回らなくて？」

隣を歩く桃太郎にふと疑問を言う
すると桃太郎は頬を指で掻きながら斜め下を見つめて答える

桃太郎「いやぁ…そう言ったものの、初めて来る場所って1人じゃ絶対迷子になりかねないので…ｱﾊﾊ…」

鬼灯「なるほど、で、白澤さんについて行っても心配なので私に着いてきたと」

桃太郎「そ、そんな感じです…」

しばらく会話をしながら広場を歩いていると綺麗な花が沢山咲いた花壇を見つける

桃太郎は綺麗だなぁ、と花壇の前にしゃがみ花を見つめていた

そんな桃太郎を眺めていた鬼灯は閃いたと桃太郎にカメラを向けた

鬼灯「桃太郎さん、少しそのままでいてください」

桃太郎「あ、はい………？」

パシャ

桃太郎「え？」

鬼灯「これはなかなか…良いものが撮れました」

桃太郎「もう…俺をモデルにしないでくださいよ、花だけ撮れば良いでしょう」

鬼灯「いえ、これで良いのです。桃太郎さんもその花、写真に収めてみては？」

花壇を指さし桃太郎の隣にしゃがみこむ
そうですね、と桃太郎もカメラをかまえ1枚写真を撮る

鬼灯「綺麗ですね」

桃太郎「そうですね、なんか落ち着きます」

2人してしばらく花を眺めていた
当たり前に時間は過ぎていき残り10分となった

桃太郎「まだ1枚しか撮れてませんね」

鬼灯「そうですね、あ」

桃太郎「鬼灯様？どうかしました？」

鬼灯「見てください桃太郎さん、あの方は舞妓さんです…！！」

鬼灯が少し声を弾ませて見ているのは京都有名の舞妓だった

桃太郎「すげぇ！！生で見たの初めてだ！！」

そうして興奮していると白澤がやって来た