【鬼灯の冷徹】恋する相手は腐女子の第2補佐官!? (ページ24)

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告白② ページ24

A「白澤……さん…？」
白澤さんは抱き寄せていた私をゆっくり解放した
彼の顔は耳まで赤くなっていた
白澤「好き…なんだ。初めてあった時から。一目惚れだったんだ。

今まで感じたことのない気持ちになった。」
そう言って白澤さんは桃源郷の景色に目を細める
白澤「初めて嫉妬っていうのをした。独占欲も少しあるかな。誰にも譲れない存在なんだ。」

白澤「話をする度に嬉しい、楽しい、もっと話したい、僕にだけその笑顔を見せてって欲張りな感情が芽生えてくる。どうしても欲しくなる……」

A「白澤さん………。」

白澤「ねぇ…欲しいんだ…どうしても…」

私の手を取り、苦しそうな表情で彼は言う
白澤さんは今までずっとその気持ちを打ち明けられずに1人で抱えていたんだ

誰にも言えずにただ1人で

悩んでいたんだ…

そんなことにも気づかないで私は……

A「白澤さん…辛かったですよね。そんな気持ちになって、1人で抱え込んで…分かってあげられなくてごめんなさい…。」

もっと早くその気持ちに気付いてあげられてたら…

白澤さんがこんなに悩むことはなかったのかも……
私は申し訳なさでいっぱいになった

A「本当に申し訳ないです……。

白澤さんがまさか………

まさかそんなに鬼灯様を想われているだなんて知らずに」

白澤「えっ………？」

A「白澤さんは鬼灯様に一目惚れしていたんですね…譲りたくないのは仕方ありませんよ…だって好きな人なんですものね…。

私だったら譲れません。それに普段の喧嘩も白澤さんは本当はしたくないんですよね？私は鬼灯様の笑顔は見たことありませんが、いつか2人が仲良く会話ができる日を望んでいるんですよね。

そんなことも知らずに私はお二人の邪魔をしてしまって……………。私は…なんてことを…
嫉妬もされたんですよね、私が鬼灯様と話していたから…

しかし安心してください!!これからはお二人の応援に全力を尽くし…!!」

白澤「ちょーーーと待ったああああ!!!!!!!」

私の言葉を遮るようにして白澤さんが叫ぶ
私、何かしましたかね

白澤「いやいやいやいやいや!?僕があの闇鬼神をなんだって!?」

A「好き」

白澤「なわけないでしょう!?今の話聞いてた!?」

A「はい!!バッチリと!!恋の悩み相談ですよね!!」

白澤「違うわーーー!!!!!!!」