・・・6 ページ46
比与太「はぁ。。。いじわるならいくらだって受け止めるよ。。でもっ。。。はぁ。。
・・・キライって。。。言わないで?。。お願い。。」
『っ・・・』
痛みと熱で朦朧としている比与太
それが現実なのか夢なのかも分かりません。
分かっているのは、片方の耳から聞こえる声が
あなたの声だということだけ。
大好きな、Aさんの声だということだけです。
比与太「好きだよ。。俺。。。はぁ。。はぁ。。本気で。。Aちゃんが。。好き。。」
『比与太?もしもしっ?比与太っ!?おいっ!』
比与太「・・・」
そこで比与太は夢の中へ落ちて行きました。
持っていた携帯はストンと手の中から滑り落ち、枕の横に置かれたまま。
上がる熱に、比与太はとうとう辛くなって意識を手放したようです。
「マジか。。。」
ぐっすり眠っていたあなたは、比与太の電話によって起こされたものの
辛そうな比与太の息遣いを聞いて、眠れなくなってしまいました。
「どうしよ・・・」
色々と考え、取り敢えず兄貴に電話をかけてみることにしました。
「もしもしっ!兄貴っ!」
兄『はぁ〜?なんだよっ!こんな夜中にっ!』
↑
実はお兄さん、まだ寝てなかった様子。
えっ?どうしてって?
それは。。。ナユカさんが泊りに来てるからぁ〜♪ぶへっ( *´艸`)
「ごめんごめんっ!あのさっ!さっき比与太から電話があったのっ!」
兄『比与太の苦情なら俺は受け付けないからなぁ〜』
「そうじゃなくってっ!なんだかすっごく辛そうでっ」
兄『ぇ・・・辛そうって、比与太なんだって?』
「助けてって。呼吸がはぁはぁ言ってたっ!」
兄『あいつ・・・熱上がったんじゃねーか?』
「風邪の?」
兄『あぁ。今日お前、あいつとどこで別れた?』
「私の会社の前で」
兄『おまえんちの駅まで一緒に行かなかったのか?比与太』
「兄貴が冷たくあしらえって言ったからぁ。近寄るなって言って、置いてきた」
↑
兄は言ってない。
兄『はぁ〜。。。』←さすがの兄もあきれた様子。
「ねぇ!どうしようっ!どうするっ!?」
兄『っ!』←何かを思いついたらしい。
「ねぇったらぁ!兄貴ーっ!」
兄『もしかしたら、比与太。。。危ないかもな』
「えっ!?危ないって・・なにっ!?」
兄『明日の朝、比与太が冷たくなってたら。。。お前のせいだな』
「え―――っ!?ウソウソっ!!」
兄『それが嫌だったら…様子見て来い』
141人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
裕(プロフ) - marisさん» あ。こんなところにマニアの方がいらしたんですね( ´艸`)次章もよろしくお願いします♪ (2020年2月9日 20時) (レス) id: 277fbb4572 (このIDを非表示/違反報告)
裕(プロフ) - alexisさん» 初のオリジナルになります。一応(笑)よろしくお願いします♪ (2020年2月9日 20時) (レス) id: 277fbb4572 (このIDを非表示/違反報告)
maris(プロフ) - やっぱりこのシリーズ好き(≧∇≦) 駆け引きがたまらん! (2020年2月9日 2時) (レス) id: a4da8c4472 (このIDを非表示/違反報告)
alexis(プロフ) - 裕さん» って、まだ途中まででしたw 続きを読んできます!o(^o^)oウキウキ♪ (2020年2月8日 23時) (レス) id: 25d3b6e52c (このIDを非表示/違反報告)
alexis(プロフ) - 裕さん» 裕さま!スマホ初期化して再設定中です!そうですかぁ、タイトルを…直球ですねー(^o^) ぴよた頑張れー!しかし…ヒロインも、、、男子がマジで頑張って、心底頑張ってるって貴重ですよー← (2020年2月8日 23時) (レス) id: 25d3b6e52c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:裕 | 作者ホームページ:http://id29.fm-p.jp/279/jjhh/
作成日時:2020年2月7日 12時