ヒロインVSヒロインpart3【テニプリ】×【黒バス】

第89話 ページ40

瞳「まさか、また財閥の合宿所でやるなんてね。お金持ちは何でもアリってことかしら？」




確かに合宿は跡部のとこの氷帝以来だし、彼も財閥のご子息様だったな…。





だいたい合宿所が財閥の別荘っていうのがもう
次元が違うのよね。






貴「跡部もそうだったもんね。でも、比べたら大したこと無さそうだよね。だって跡部財閥の方が格は上らしいし？」





あの合宿の日、こっそりとlimeのIDを
交換したものの1回も連絡はしていない。





え？そんなシーン無かったって？
そりゃこっそりだったからさ？





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ー合宿最終日ー





跡「今回は礼を言わせてもらうぜ。
最初は何処の雌猫が入り込んだと思ったが、
とんだ猫被りの悪魔だったわけだ。」





相変わらず何処かの魔王様と同じような
上から目線だけど、ここは私が大人になろうではないか。






貴「褒め言葉として受け取っておくわ。
…でもね、次は無いわよ？
私は貴方達に良いように使われる玩具じゃ無いの。」






そう…次は無い。






跡「フッ…まぁいい。生意気なその態度も『今回』は見逃してやろうじゃねーの。」





どうせ次会うことなんて無いでしょ？
だからお互い今回限り。





跡「…もう1度、名前聞いといてやる。」





覚えてなかったの？
わざわざ貴方達の後始末してあげたのに？
なんて傲慢な王様。




貴「…桃井 (名前)。出来れば名前で呼んでちょうだい。特別大した事じゃないのだけれど…まぁ、そうね。嫌いなのよ。」





いきなり名前で呼んでだなんて
きっとまた雌猫とやら言われそうだからね？
少しくらいは教えてあげないと。
というより察してちょうだい。

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