この世界の私と貴方 ページ12
花「んだよ…普通に喋れんじゃねーか。」
そう言い隣に座る彼に少し安心感を抱いた。
パラレルワールドの中でも私と彼は結構
特別な位置に居ることが。
貴「普通…なの？」
この世界の私はいったいどういう人なのかな？
優しい人？優秀な人？大人しい人？
利口で良い人？…それとも酷い人？
花「いや…普通じゃ無ェな。
お前、俺の前でも滅多に仮面外さねーだろ。
今日は気分でも良いのか優等生チャン？」
…前言撤回。
どうやらそこまで特別な関係では
無いらしいね。
いや…素を知っていると言うことは
ある意味特別な関係なのか？
ただ知ってるだけとか？
貴「まぁ…どっちかって言うと逆なんだけどね。」
マコトに対して猫被りなんて高校生活の中だけで十分だよ。それにどうせ私には関係の無い世界。ちょっと位歪んでも問題無いだろう。
花「あ？何かあったのか？」
私の知ってるマコトなら心配してくれるだろう。でも隣に居る彼は少し楽しそうだ。
(やっぱりちょっと余所余所しいよねお互いに。
いや、私達の関係が可笑しいのかな？)
コレが普通の関係なのだろうか？
ちょっぴり寂しいだなんて本人にも言えないわ。
貴「そう…今朝からね？
見たくも無い顔を見て声を聞いて…。
そして不愉快な陰口。ダブルパンチ所じゃないわよ。」
そしてパラレル移動なうだしね？
花「お前なんかヘマでもしたのか？」
貴「してないわよ。寧ろいつも以上に表情筋使ったわよ。今までに無いくらい頑張ったわ。」
天才様でも少し理解が追いつかない彼に
私は微笑んだ。
貴「私の事…どう思ってる？」
ほんの少しの希望を乗せて私は問いかけた。
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雪だるま - テニプリ出てます？！ (2017年11月4日 22時) (
レス) id: e556873c73 (このIDを非表示/違反報告)
庵 - 番外編終幕オメデト。本編の更新結構楽しみにしてるカラ、更新頑張ってヨネ。 (2017年7月21日 23時) (レス) id: ec2c624665 (このIDを非表示/違反報告)
庵 - 続編オメデト。番外編も良いケド、本編も更新してヨネ。 (2017年7月11日 0時) (レス) id: ec2c624665 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：唄詠 | 作成日時：2017年7月9日 22時
