いちばん星☆【1】〜the first star of evening〜 (Ki)

32宏光side ページ32

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「最寄りどこ？」


『○○だよ』


「えっ？○○？……隣だわ」

『え！そうなんだ？……じゃあおうちも近いかもね』



「うん……ねっ。
…ネクタイありがとね」



『……うん。
なんか……みっくんて赤のイメージあって
……あれでよかった？』


……!!!


今……みっくんて言ったよな？？



……やべ〜


嬉しいんだけど……



「……めちゃめちゃ気に入った♪……毎日つけるわ！……あ……でも汚したくないからな……箱のまま飾っとこうかな〜」



『ちょっと〜。笑
……つけてよ……つけてるの見たいっ』



……///。あ……やばい……///。



この至近距離での今の笑顔はやばい……




Aちゃんて“ふにゃふにゃ〜”って笑うんだよ



……で オレは今日また一つ発見したんだ



Aちゃんは笑うと
口の左側だけにエクボが出来るの！！



もぉ〜それがめちゃくちゃ可愛いの！！！



……あ〜触れたい



……その柔らかそうなほっぺたに



……エクボを “ツンっ”てしたい……




『……あっ！私次で降りるね？今日はありがとー！みっくんも気をつけて帰ってね』

なんて言うAちゃん……




いやいやいやいや……



何言ってるのよ？




「送るから」



『え？？いいよ！！大丈夫！！
家まで3分くらいだから』




「……いーの！……女のコがこんな時間に一人で危ないでしょ？……ちょっと食べすぎたから…運動がてら歩きたいし……ね？」




『……うん。ありがとう』



ようやく納得してくれて
二人で電車から降りた





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