33 宏光side ページ33
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『……ねーねーみっくん
ずっと気になってたんだけど……それ……なに?』
オレの抱えてる紙袋を指差すAちゃん
「ん?これ?……盆栽〜♪
さっきお店の近くで買ったんだ♪」
『あっ!……もしかしてあの川沿いの?
……えー!……見せて?』
「……ん。」
一度止まって紙袋を地面におろして広げてみせると
『わぁ〜♪ 可愛い!!
……どうなってるんだろ?
枝だけなのに……ちゃんと生きてるんだよね?……あっもう蕾付いてる!
ね!ね!これって桜なの?』
「ん?……分かんない。笑」
『え?……分からないの?』
「うん。一目惚れして衝動買いしたから。笑」
『なにそれ〜っ。笑
お花の種類くらい聞けばいいのに!笑』
「んふふっ……だよな〜?笑
……なんの花咲くんだろ
ま…それも楽しみでいいじゃん?笑」
『ふふっ。…ちゃんとお水あげてね?
……で 咲いたら……見せて?』
……///。
「……咲いたらさ……見に来る?」
ちょっと勝負に出てみるオレ……
返事までの数秒がやたら長く感じる
『……んー。……写メ送って?』
……結果 撃沈…… 泣
……彼氏いるんだもんな〜
そりゃ他の男の部屋になんか入らないわな……
「……うーん。しょうがないな〜
じゃあAちゃんには特別だよ?」
ちょっと意味深っぽく言ってみたけど……
どうやら伝わらなかったようだ……
“わぁーい” って フッツーに喜んでるAちゃん……
はぁ……
紙袋を再び抱えようと屈んだら
……あ!
パンツの裾から覗いたAちゃんのくるぶしに
「あれ?……ガーゼじゃなくて絆創膏にしたの?」
『うん……もうだいぶ良くなってきたから』
「そっか……よかったね!
……自然治癒力…まだあんだね? 笑」
『…!!ちょっとー!!…どうゆう意味ー!?』
と言って立ち止まって拗ねてるAちゃん
……だから
……いちいち可愛いんだってば!! 泣
「……冗談だよ。笑
…ほら?案内して?」
そしてまた歩き出した
おっ……この道路
……やっぱり○○通りだ
「ね!やっぱり家 うちと近いかも!」
『え?……ほんとに?』
「うん……この辺りにさ でっかい公園あるでしょ?」
『うんうん!○○公園!
うちから5分くらいだよ』
「マジで?オレんちからも徒歩5分だから!」
『え〜!……じゃあ公園挟んでちょうど同じくらいなんだね』
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かづき☆(プロフ) - まぃさん» まぃさんこんにちは☆コメントの通知が来なくて(´ε`;)今頃気付いてすみません。ちょうど私も読み返していて 初々しいなぁ〜懐かしいなぁ〜と感じてました。是非お時間があるときに読んでみてくださいね(*´∀`)-3 (2017年6月19日 14時) (レス) id: efe5e07596 (このIDを非表示/違反報告)
まぃ(プロフ) - かづきさんこちらもお邪魔してます( ´艸`)ワラ長い作品なんですね〜♪時間をかけて読ませて頂きますね( ´艸`)ワラみっくんとのラブラブ、楽しみますヾ(o´∀`o)ノワラ (2017年6月13日 21時) (レス) id: 05c98cfb54 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:かづき☆ | 作成日時:2016年8月19日 23時