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バッチコイやぁ!!! ページ1

ッターンと、エンターキーを思いっきり押して仕事を終わらせる。

これだからすぐ壊れるんだ、という考えは本日十一杯目のコーヒーで飲み込んだ。



もう七時だけど今日は早く帰れる、という嬉しさでスキップしてしまう。


はぁ、今日も頑張った!


あのハゲ上司からのパワハラセクハラに耐えに耐えた。

そんでもって私をいつもバッッカみたいにからかう先輩からも逃れ…


「Aちゃん暇そうじゃん?ねね、飲みに行こうよ!」


られなかった。



そして私は砂袋のように引きずり回されながらその目的地に連れてかれた。


居酒屋にしてはキラキラしてんな?


おうおうイケメンだらけじゃん、ねぇ


「先輩もしかしてこの居酒屋、名前稀羅羅(きらら)だったりします?」


「何言ってんの〜?ホストクラブだよぉん」



早速飲んでるなこれだから話分からん先輩は。



「うぇへへへ〜イケメンいっぱぁい」


そりゃそうでしょうよ分からないのかこの人ほんとに先輩か。



時計を見ればもう二十一時で。


終わった。

小説読みたかったのに。



ソファーに頭を乗せて顔を横に向ける。


アッ、この体制めっちゃ楽d


「どうしたんだい子猫ちゃん、浮かない顔をして」




アイエエエエエ!?


目玉飛び出るかと思った。

何でって目の前にイケメンがいたらびっくりするでしょうよ。


「此処が嫌だったり、した?」




そう言うと眉を下げて子猫ちゃん、と呼ぶ。



「いっ、いえぇぇ?」



子猫ちゃんって何だほんとに。

私シワシワの虎だと思うんだが。


しかも緊張で声裏返るし、変に声伸びるし。

急にイキリ立つ女に見えたし。





「あ!きゅーに元気出たのAちゃん!」



そう言うと私に頭からシャンパンかける先輩だった女。



マジでコイツなんなの、そこの瓶で殴ってやろうか。


イライラ爆発しそうになって、瓶を掴む。





その時だった。

マジこれぇ!?→



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ゆる - 面白かったです!!完結おめでとうございます!! (2020年8月7日 9時) (レス) id: 647e80459a (このIDを非表示/違反報告)
いぬお(プロフ) - 名有りさん» ありがとうございます!励みです! (2019年11月18日 16時) (レス) id: 5294fb0fb4 (このIDを非表示/違反報告)
名有り - 凄い好きです!!!応援してます! (2019年11月18日 7時) (レス) id: 866a33e64d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:いぬお | 作者ホームページ:http:  
作成日時:2019年11月13日 20時

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