日常9 ページ9
『おはよー』
？「おはようAちゃん！今日こそは先輩二人との関係を教えてくれるのかな！？」
『え！？』
教室に入って一番に話しかけてきたのは
確か、夏目響ちゃん
ちっちゃくて可愛い子
響「天野先輩と相川先輩は有名なんだよ！イケメンで！！」
『そうなの？』
響ちゃんを口切に、クラスメイトが私に問い詰める
きのうはなんで迎えに来たのかとか、なんで朝一緒に来てるのかとか
…彼氏どっちかだから転校してきてどうのこうのとか…
『えっと、お兄ちゃんはハトコで…翔太先輩はいつもお兄ちゃんと一緒で、一緒に登校してきたのは私が方向音痴だから…です』
実に簡単な説明だ！！
皆がまだわーわー言ってるけれど、私は自分の席に行かねば！
響「Aちゃんってなんで親戚のお家に住んでるの？」
『両親が死んじゃったけど、さすがにこんな成長した私を引き取ってくれるところなくてｗ』
響「えっ…あ、ご、ごめん…」
『いいってｗｗ』
あの時はいっぱい泣いたけど
お世話になっている家で邪険にされたときは苦しかったけど
今はどうでもいいから
『響ちゃん、Aでいいよ？』
響「じゃーA！私も響でいいからね？」
先生がちょうどよく入ってきて、響は手を振って自分の席まで行ってしまった
なんとか皆、納得はしてくれたみたい
もう、お兄ちゃん
気をつけてってこのことですか？
カッターキャーじゃなくてよかったけど…
先生の朝の連絡事項も右から左に流れて
ぼうっと空を見つめた
ふいに、机の上にメモ帳が投げられた
前の席の女の子
名前…まだ覚えてないや
[天野先輩と相川先輩。ファンクラブあるから気をつけて！うちのクラスに会員は居ないから、困ったらだれにでも助けてって言ってね！！]
軽く後ろを向いてにっと笑って見せてくれた
…ファンクラブ！？
はぁ…
ちょっとお兄ちゃん。聞いてないよ…
〜〜〜〜〜
真「翔太ぁ〜…ファンクラブってどうにかしてもらえないかなぁ…下駄箱の中のラブレターの数も毎日管理されてるみたいでさぁ…」
翔「真冬。俺もだよ…Aちゃんに何もなきゃいいけど…俺らのやつ悪質だし」
真「さらっと僕の妹をAちゃんって呼ばないでくれる」
翔「…すみません」
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ミクロテクト - ガチで泣けました！ (2017年2月5日 11時) (
レス) id: a098456fea (このIDを非表示/違反報告)
白夜(プロフ) - 涙靜さん» え！続編気が付かなかった…！わざわざありがとうございます！続編も読ませていただきます(*´ `*)♪ (2016年8月13日 19時) (レス) id: e9c4b7ac4c (このIDを非表示/違反報告)
涙靜(プロフ) - 白夜さん» 白夜さんこちらでもありがとうございます！ぜひぜひ、続編も読んでいただければ幸いです！ (2016年8月12日 10時) (レス) id: dcd4ac3d8d (このIDを非表示/違反報告)
白夜(プロフ) - 真冬お兄ちゃん素敵でした…！最後は涙が止まらなかったです…ひええ再開できますように！！！ (2016年8月11日 20時) (レス) id: e9c4b7ac4c (このIDを非表示/違反報告)
アニ(プロフ) - 読みたいです！いつも話面白くて続きすごく気になります...！！ (2016年8月8日 22時) (レス) id: 9af82c43a3 (このIDを非表示/違反報告)
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