浅尾きゅん☆ in tigers 4

再スタート ページ4

●浅尾


　退院翌日。


　やっと甲子園に帰れるっ(*´∀｀*)


　退院できて本当に良かった＞＜


　関東に一人取り残されるとか絶対に嫌だもん(´・ω・｀)


　寂しがりの俺には耐えられません(笑)


　夜中も状態は落ち着いていて、熱が急に上がったりすることもなかった。


　っていっても38℃台半ばをうろうろしていて、決してしんどくないわけではないんだけど(^_^;)


　頭がボーっとして、ずっとふらふらしている(ーー;)


　新幹線でも俺はみんなから少し離れて、トレーナーさんの監視下・・・(＾ω＾)


　午前中のうちに帰ってくることができた(*´∀｀*)


　新幹線の中で寝ていたおかげなのか、薬が効いているからなのか、熱は少し下がっていた。


　「浅尾さん、今日どうします？」


　「練習ですか？」


　「今から家に帰ってゆっくりしますか？」


　「ちょっとだけ・・・参加しても良いですか？」


　「え・・・でも熱・・・」


　「今ちょっと下がっていて、37.9℃なんですよぉ。
　ギリギリ微熱だからセーフってことで・・・(^_^;)」

　「微熱って37.5℃ぐらいまでのイメージがありますけどね(笑)
　 少しだけなら良いと思いますけど・・・」


　「さすがにいきなり皆に合流して練習は無理そうなので・・・室内練習場で少し身体を動かしたいな、と思って(＾−＾)」


　「それぐらいなら大丈夫・・・ですか？(笑) 僕には分かりませんけど(^_^;)
　大丈夫そうなら、練習付き合いますよo(^▽^)o」


　「ありがとうございます☆」
　
　
　よし！


　また一歩前進かな！！


　身体を動かすのは久しぶりだから、しっかり準備体操やストレッチをして・・・


　今日はランニングとか筋トレを中心にしよう(｀・ω・)
　

　多分まだ強い球は投げられそうにないから・・・(´・ω・｀)


　「はぁ・・・はぁ・・・・っ」


　少し走っただけで息が上がってしまい、思わずしゃがみ込む。


　「ちょ・・・っ、大丈夫ですか！？」
　

　「ははっ・・・やっぱり体力落ちてますね・・・(´Д` )」


　「ここ数日ずっと寝ていましたもんね(^_^;)
　高熱が続いていたので、点滴していたとはいえ、かなりの体力が奪われているのでしょう＞＜」

　「そうですよねー・・・」


　やっぱりいきなり上手くはいかないなぁー・・・

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