頑張る男の子は世界の宝【瀬名泉】 (ページ6)

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あんたのへんなイントネーションのせい！もう…！漢字で瀬名ページ6

ここにきてもうそろそろ半年だが
アイドル業界の雰囲気はあんましモデル業界と変わらない。

でも、一つ違ったのは、

アイドルは……個性強め…

その中の一人、高校生ながら業界を網羅的に動いていて驚かされた

彼がいる

今日は、とあるアイドル特番の撮影だった。

『Edenのみなさん、今日はよろしくお願いします！』

私はほかのスタプロのアイドルの付き添いできた

案外人気どころのEdenというユニットと初対面。

撮影は順調に終わりを迎え、私は編集ディレクターさんの元へ向かう。

『怪しい動きをしている人がいるんだけども………』

えぇ、あれは、Edenの

七種茨くん。

あれ、彼はアイドルだよね？

何やら編集ディレクターさんに画面を見ながら指示を出している。

怪しい動きと言っても、陰湿なようではなく結構派手にやっているようだった。

コズミックプロダクションは確か、前に明星くん関連で黒い噂が立っているのは知ってる。
編集弄られたらね、どうされるか分からないんだよね

「……う！そうですよ！そうすれば…」

『こんにちは。七種くん収録お疲れ様です、何してるの？』

「…アイアイ！

お呼びでしょうか？

これは、これは！失敬！敏腕プロデューサー！！Aさん
申し訳ない、先ほどから個人的に挨拶をしたかったのですがね…

改めて、えぇ、噂と同じ

麗しきお方であります！！あぁ、撮影時は暗くて見えなかったものでして」

すごい喋り方気になる

アイドルは、個性強め

『別に大丈夫ですよ、これからよろしくお願いします

名刺もありがとう。

ところでなにをしているの？この画面、裏方の編集ディレクターの仕事なんだよねぇ