【黒バス】ヤンデレキセキが愛したのは、天然な女の子でした。2

第五十六話　黒子side ページ17

あ「ねえねえ、黒子君！黒子君！！」


黒「あの…ここ図書室なので、静かにしてくれませんか？」


あ「いいじゃない、私たち以外誰もいないんだから〜。」



そういう問題じゃない気がするんですけどね…。



黒「まあ…それならいいですよ。」


あ「やったー！黒子君、何読んでるの？」


黒「この本…ですか？この本は“あなたからは逃げられない”という本ですよ。」


あ「へえ…どんな本？」


黒「う〜ん…女の子が、男の人に束縛されるという話ですよ。」



なぜか、この話の男の人に共感できる部分があるんですよね…。


なぜかは知りませんけど…。



あ「ふ〜ん。面白いのかなそれ…？ところで、黒子君。」


黒「なんですか？」


あ「この前、黒子君私の家に来たでしょ？なんで私の家知ってたの？」



あー…忘れてました。そういえば、Aさんの家に行ったことありましたね、僕。


正直に言ってもいいですよね。



黒「後をつけてましたから。」


あ「そっか〜…って、あれ！？後をつけた！？」



Aさんはびっくりしている。まあ、普通はそうですよね…。


でも、いいでしょう？僕はAさんが大好きなんですから。Aさんは、僕のこと嫌いになったりしませんもんね？

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