優等生はアレが欲しい【名前変換オリジナル】

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尚「大学1年目の夏休みに俺たちなんかと居ていいの？」




「…」




秀「まずいって尚くん、玲香さんは友達がいないんだってば…」



「…ｸﾞｻｯ」



裕也「だ、大丈夫でしょ！今時夏休みに暇なヤツなんていないから玲香ちゃんだって予定あるよね？」


「…ｸﾞｻｯ」









航太「…まじで無いんだ」


「…うるさい」





ああ、そうですよ！友達なんていませんよ！
どころかクラスで浮いてるし、ただの地味でつまらない優等生になっていたんですよ！







奏斗「まだ1年目なんだから、きっとその内に楽しめますよ」


「奏斗くん…」





尚「そーそ！それまで俺たちとたくさん遊んで、玲香が明るくなってくれたらそれでいいじゃん！」



「尚くん…」






そうだよね…

たとえクラスメイトじゃなくても、人間じゃなくても
私にはちゃんと…








航太「ていうか、お前ら昨日夜まで何してたの？」




裕也「あー、」


奏斗「…裕也、航太怒るぞ」




航太「ん？なんだよ」





尚「血を賭けた仁義なき戦い！！って所かな！」


秀「ちょw意味分からんww」







航太「…え？」





裕也「トランプで勝った人が玲香ちゃんの血を飲めるっていう勝負をしてたんだ」




航太「…はぁ？」


「ご、ごめん…私は止めたんだけど」







航太「別に俺は怒らねぇよ、尚だって飲んだし…
玲香がいいなら…」




「…ほんと？」




航太「…うん」







でも…

なんでそんなに、急に少し悲しそうな顔をするんだろう


…航太くん

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