マジで何してんだあの人。 ページ5
くるくるの人から受取った小切手を懐に仕舞い、立ち去って行く借金取りのオニイサン1〜4。
その場に残されたのは、未だに座り込んでるウチとくるくるの人の2人。
呆気に取られ過ぎて立たないウチにくるくるの人は手を差し延べる。
「立てるかい?
お転婆なお嬢さん」
『…その呼び方、やめてもらえますかね』
「じゃあ、お名前を聞いても?
あ。俺はロムルス・ヴァルガスだ」
『、ウチはA・クードルーネ。えーと…さっきはどーも』
「いやいや、良いんだよ。
そもそも、俺は君を探していたんだからね」
『・・・え』
※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※
※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※
『…つまり、父さんの借金の連帯保証人が飲み友達のヴァルガスさん…。
父さんが借金作って死んじゃった15年前に払うはずだったんだけど、ヴァルガスさんも当時忙しかったから払えずにそのままズルズルと15年経っちゃった、と…?』
「ああ。
それで俺もようやく払える目処がついたから君を探してた、って訳さ」
『…何でウチを?
こー言う場合って、長男のルー兄なんじゃないんですか、?』
「あー…調べたら君の兄ちゃん、海賊王になったとかポケモンマスターになったとか新人王になったとか…デマ過ぎる情報しか入ってこなくて」
『マジか。
ついにラフテル逝ったのかあのエセ兄貴』
「で、そんな兄ちゃんだから向こうも所在とかを知らない。
となると…」
『唯一引っ越しも逃げも情報捏造もしてない妹のウチの所に来たんですか』
そう言う事!とヴァルガスさんはヘラっと笑った。
そして何を思い至ったのか、ウチの顔をジィーっ…と見た後でテポドンを発射してきた。
「ふむ…よし、Aちゃん。
君は今日から俺の娘だ!」
『……………………………………………はい??』
なんだろ。頭の中湧いたのかなヴァルガスさん←
「聞いた所によると、前財産無くなってしまったんだろう?」
『ああ…まあそーですけど、』
「それでな、さっき君の家に寄ったら…差し押さえられてたぞ?」
『・・・え。
いやいやいや、そんなはずはないですよ。
朝だってテレビと電子レンジが差し押さえられてただけだし』
「ついさっき君の家が丸ごと差し押さえられたんだよ、…」
『……(´;ω;`)』
ラッキーアイテム
白旗
6人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
HOPE(プロフ) - 面白いです!更新頑張って下さい! (2015年3月15日 15時) (レス) id: 4ad3c073b9 (このIDを非表示/違反報告)
暇犬(プロフ) - コメありがとうです!週一で更新するかもなので(多分)よろしくです! (2014年1月27日 14時) (レス) id: 028bc90727 (このIDを非表示/違反報告)
ピノ★ - おおおおおおおおおおおおおおおおお!姉ポジキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!応援してますから☆頑張ってください! (2014年1月22日 15時) (レス) id: acc0b4eecd (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:暇犬 | 作成日時:2014年1月17日 7時