体育館の魔力。 ページ23
がやがや、がやがや
今日は待ちに待ったW学園の入学式。
え、入学式?いやだってロヴィーノ達が在校生じゃ…って思った読者様、一応補足しとくね。ヴィーノ達は先行入試に一発で受かってた、所謂先行組。ウチはその後の二次試験で受かったから二次組。…とにもかくにも、今日は第一回目のW学園の入学式。←
「わぁー、オリエンテーションの時も思ったけど…人多いね!」
『あら、そなの?』
「ああ、なんたってじいちゃんが世界各国渡って宣伝してたからな」
『あー…確かに国籍無視だよね。ウチもこの前の二次試験で会った人居るけど、どっちも国違ってたし』
「あっ、ルート!
おーい、おっはよう〜!」
「あっ。おいフェリシアーノ!?
…って行っちまったし…」
『はは、まあクラス同じなんだし教室で会えるよ』
シアーノがるーと、?って人を見つけて走って行く。
少し呆れるヴィーノに大丈夫でしょと言えば、放送で入学式開始が告げられた。
最初は先生紹介、次に国紹介。…国って言っても入学して来た生徒達のだけど。つらつらとスムーズに進んで、あっと言う間に終わった←←ぇぇぇ
「ふあ…ねみー、」
『なんか眠くなるよね、体育館でする先生達の話。
ちょうどエコー響いてるし』
「だよな。けど寝た奴スリッパで引っ叩かれてたよな…あれで目覚めたぜ…」
『あー、いい音してたよね。スパコーンって。
…お。教室ついたよ』
class Europaと書かれたプレート。
つまりウチらの教室だ。
ドアが開けっ放しだったからそのまま中に入れば、ウチらに気づいたシアーノが飛んできた。
『おっとと。
今スカート履いてるから少し勢い抑えてね、シアーノ』
「あっ、そっか〜。
スカート捲れちゃったら大変だもんね!」
「少しは自重しろっての…。
って…げ、」
「ロヴィ!!」
「、っちぎいいいぃぃ!??」
シアーノが飛んできたと思ったら、数分と経たずに別の誰かが飛んできた。…なんだ、ヨーロッパクラスって飛んで当たり前なのか…?
「むっちゃ会いたかってん、むっちゃ会いたかってんんん!」
「ちょ、おま…!
と、りあえず…離れろコノヤロー!!」
ごっ
「おぶっ」
…うわ。
これまた凄い音したよ。
茶髪の男子生徒に大胆にもハグされたヴィーノ。それはもう、嬉しそうにヴィーノにすりすり。だがしかしヴィーノはちょいキレてそのまま頭突き。…背丈的にヴィーノより高い男子の顔面にクリティカルヒットした。おつ。
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HOPE(プロフ) - 面白いです!更新頑張って下さい! (2015年3月15日 15時) (レス) id: 4ad3c073b9 (このIDを非表示/違反報告)
暇犬(プロフ) - コメありがとうです!週一で更新するかもなので(多分)よろしくです! (2014年1月27日 14時) (レス) id: 028bc90727 (このIDを非表示/違反報告)
ピノ★ - おおおおおおおおおおおおおおおおお!姉ポジキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!応援してますから☆頑張ってください! (2014年1月22日 15時) (レス) id: acc0b4eecd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:暇犬 | 作成日時:2014年1月17日 7時