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第十一話▼ ページ11











最後だから、どうか聞いて。


心の中でそう呟く。




平然と、いつものように。


最後だからって、しんみり空気はきらいなの。





だから耐えろ、わたし。



心臓の音が激しく鳴り止まない。

静まれ、鼓動。




わたしがあなたに向ける、最初で最後の反対言葉。









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設定タグ:オリジナル , シリアス   
作品ジャンル:詩/ポエム, オリジナル作品
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作者名:碧季 | 作成日時:2015年12月22日 7時

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