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田中「はろ〜」
京本「うわ酒クズ来た」
田中「ちょっとぉ、お客さんに向かってそれはないんじゃないの〜？」
京本「事実でしょ」
田中「でもきょもだから許す！」
松村「単純…」
田中「あ？殺すぞ」
松村「えっ、飛び火…」
数日後の昼、既に何杯か引っかけて来たのか？と問いたいくらいにふらふらと歩きながら田中が紅茶屋にやって来た。
荒々しくカウンター席に座ると「テキーラショット！」と叫ぶ。
京本「帰れ」
田中「な〜んで〜！！！」
京本「あのさ、うち紅茶屋なの」
と言いつつ、カウンターの下から出て来たテキーラの瓶に松村は黙って京本の方を見ている。
田中「ねぇ〜、ジェスとこーちとしんたろーはぁ〜？」
京本「知らないよ、高地は一緒に住んでるんじゃないの？」
田中「朝起きたらいなかったの〜！」
あぁもう何杯か飲んでいるんだろうなぁと思いながら、松村はテキーラの横にそっと水を置く。
松村「でもこの後来るって言ってなかったっけ、ジェシーと慎太郎が」
京本「そうだっけ？」
松村「昨日言ってたよ。…俺が来るまでどうやってこの店回してたの？」
京本「うるさいなぁ」
田中「きょもいじめるなら殺すよ！」
松村「モンペこわ…」
日常的に飛び交う妙に生々しさを帯びた「殺すぞ」という言葉に慣れてしまった自分が最早恐ろしい。
というより先程妙に訛りの強い自称情報屋さんに散々前いた研究所についての事を話された為疲れているのだ。
ジェシー「ハァイ、ジョージ」
松村「いやジョージって誰」
ジェシー「HAHA!!!ナイスツッコミ〜」
そんな事を話していると相も変わらず覇王感を漂わせるジェシーが店内に入ってきた。
松村「あれ？慎太郎は？」
ジェシー「何かおもちゃ見つけたから後で行くって言ってたよ」
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ゆづ - 待ってました！本当に好きです！これからも頑張ってください！てか、このシリーズで文庫版が欲しいです！そのくらい好きです！(もし辞めることにしても、消さないでくださいね)いつも元気をもらってます。ありがとうございます (2020年8月26日 14時) (
レス) id: deb2d46d42 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：湊都 | 作成日時：2020年8月22日 15時
