＊ ページ12
ジェシー「樹〜！飲みすぎだよ〜！」
田中「うへへ〜、じぇす、もうちょっといこ〜」
ジェシー「駄目だよ樹！死んじゃうよ！」
田中「じぇす、おれがしんだら、かなしい〜？」
ジェシー「悲しいよ！クズでも死なれちゃ困るもん！」
田中「くずじゃないも〜ん！」
ほとんど平仮名になっている喋り方と支えてないとフラフラとなる千鳥足を介抱しながら、ジェシーは田中の住処である19区へと向かう。
どうせ高地が家にいるだろう。家の中での介抱は高地に任せる事にした。
高級クラブが立ち並ぶネオン街を通り抜け、上層階にある高地の家に辿り着く頃には田中はもう爆睡していた。
全く、これでも本当に年上なのだろうか。俄かに信じ難い。
夢でも見ているのだろうか、時折「えへへ…」といった笑い声が聞こえてくる。
これ、絶対女の夢見てるだろ。間違いない。
ジェシー「こ〜ち〜！あーけーてー！」
高地「お前今何時だと思って…あぁ…ごめんありがとう…」
寝ぼけ眼の高地が半分苛立った様子で出て来た。きっと今まさに寝ようとしていたところなのだろう。
酔い潰れた居候の姿を見て頭を抱えた高地はジェシーから引き取るとそのピンク髪をぺちりと叩く。
ジェシー「あ、そうだ。いつもの如く幹部サマサマのところと提携結んだから、こーちもいつも通り焼き鳥パーティーして聞いてきてよ」
高地「あぁいいよ。…ところで、北斗の調子はどうなの？」
ジェシー「…何か知ってんだ？」
高地「ま、噂程度だけどね。…北斗の古巣、1枚噛んでるかもよ？」
ジェシー「…ふぅん？」
高地「まぁ、続きはもうちょっと調べてからって事で」
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ゆづ - 待ってました！本当に好きです！これからも頑張ってください！てか、このシリーズで文庫版が欲しいです！そのくらい好きです！(もし辞めることにしても、消さないでくださいね)いつも元気をもらってます。ありがとうございます (2020年8月26日 14時) (
レス) id: deb2d46d42 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：湊都 | 作成日時：2020年8月22日 15時
