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出会いは突然だった。
「痛っ」
高峯
「えっ…」
突然女の子の声が聞こえて慌てていると、目の前には小さな女の子がいた。
ちょうど俺の胸元くらいに顔がある。
「ごめんなさい…お怪我ないですか？」
高峯
「んん"っ…！？」
俺の顔を心配そうに見上げる彼女。
なんだ、この小動物みたいな可愛い生き物！
あまりの可愛さに変な声出た。
「わっ！どこか痛いんですか！？本当にごめんなさいっ…保健室行きましょう！」
高峯
「いやっ！大丈夫ですッ！」
「本当に…？」
高峯
「あっ、ああ！いやっ！い、痛いです…胸が」
「胸？」
なんなんだ、この人。
声もふわふわしてて、まつ毛が長くて目がぱっちりしてて…小さくて可愛い。
高峯
「とっ、とにかく！俺は大丈夫なので…！失礼しますッ！」
「あっ、待って…！」
ううっ！心臓が痛いっ…！
このまま同じ空間で時を過ごしたら、俺は心臓が持たない！
心臓が圧迫されて心肺停止でしぬ…！
それか吐血して大量出血でしぬ！
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作者名：あねもね | 作成日時：2021年1月19日 19時
