10-2 大人の時間 ページ41
烏「怪しい3人組を呼び込んだそうだな。聞いてないぞ」
イ「…ああ」
イリーナが外に出ると、烏間に話しかけられる。
イ「腕利きのプロ達よ。口は固いし私に惚れて無償で手足になってくれる。彼らの
その顔は本物の殺し屋。
イ「関係ないのだけど、あの赤城って子何者よ」
烏「至って普通の女子生徒だ」
イ「何が“至って”よ。
Aのあの笑顔を思い出し、イリーナは少し冷や汗をかく。
イ「ま、私は嫌いだけど、あれは将来
烏「……」
本物に本物になれるとお墨付きを頂いたことは、それだけ殺せんせーを殺れる希望があるということなのだが
烏間にとっては、それは少々複雑だった。
〜ドッ!♪
殺「イリーナ先生‼」
タイミング良く、殺せんせーが戻ってきた。
殺「ご所望してたインドのチャイです」
イ「まぁありがとう殺せんせー‼午後のティータイムに欲しかったの‼」
殺せんせーとやり取りする、イリーナは先ほどまでの表情は全て消えた。
イ「…それでね殺せんせー。お話があるの。5時間目倉庫まで来てくれない?」
殺「お話?ええいいですとも」
デレ顔をしながら浮き浮き気分で後にした。
-5時間目-
生徒たちは体育の授業中で外で射撃の訓練を行っていた。
三「…おいおいマジか。2人で倉庫にしけこんでくぜ」
木「…なーんかガッカリだな殺せんせー。あんな見え見えの女に引っかかって」
にやにやしながらイリーナと倉庫に入っていく様子を見た生徒たちは、やるせない気持ちを抱えた。
片「…烏間先生。私たち、あの人のこと好きになれません」
A「渚の純潔を」
「「それはもういい‼」」
また例の発言に突っ込みを入れたところで烏間は渋々口にする。
烏「…すまない。プロの彼女に一任しろとの国の指示でな。だが、わずか1日で全ての準備を整える手際、殺し屋として一流なのは確かだろう」
その一流にお墨付きを頂いた奴もいると。Aを見て思った烏間だったが、それを口にすることはなかった。
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あみ - 面白いですね！私の周りにも赤城という人がいるのでうらやましいです！ (2020年3月19日 7時) (
レス) id: 8666f27a09 (このIDを非表示/違反報告)
日向 - 3-2の、英語カッコいいです！ (2016年8月23日 13時) (レス) id: 1ae66d2aef (このIDを非表示/違反報告)
アリス(プロフ) - あの、1ー2の烏間先生が、微生物と言っているところは、超生物だと思います。 (2016年5月12日 17時) (レス) id: 85011434c6 (このIDを非表示/違反報告)
マイルノ - 「いちいち」ではなく、「いまいち」だと思います！間違ってたらすいませんm(__)m (2015年1月24日 20時) (レス) id: 7300c6355d (このIDを非表示/違反報告)
うさぎ(プロフ) - ユミキさん» 間抜けな人やのろまな人を罵る言葉らしいです！正直私もそんな深い意味を持って使ったのではなく、よく昔から｢おたんこなす｣って人を貶す時に使う言葉だなー。ぐらいの勢いで使ってしまったので、調べて初めて意味知りました！なんかありがとうございます！ (2014年10月14日 22時) (レス) id: f2c085c21c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：うさぎ | 作成日時：2014年10月6日 11時
