黒バス短篇集＊ハナミズキ＊

緑間真太郎＊ちょっと焦った ページ26

【緑間目線】


緑間「A、おは…どうした、頭」
A「何って…バッサリ髪切っただけだよ」




もう少しで腰のあたりまで届くのではないかというほど髪が長かった幼馴染が、
休日明けに肩あたりまで髪を切っていた

いや、決して動揺してなどいないのだよ←



高尾「あー！Aちゃんの髪短くなってんじゃん、その髪型も似合ってるぜ！」
A「マジすか、高尾ありがと！」



「ちょっと職員室に行かなきゃなんないから」とAが席を立った
ニヤッとこっちをみる高尾、なんなのだよ





高尾「真ちゃんちょっと動揺してる？w」
緑間「煩い、何をもってそう言い切れるんだ」
高尾「高尾ちゃんそーいうコト分かっちゃうんだよねー、エース様の事だしぃ〜？」
緑間「気持ちが悪い」
高尾「ひっでぇwwww」



相棒に冷たい目を向ける、まったく何なのだコイツは



高尾「女の子が髪の毛バッサリ切るの、単なるイメチェンだけじゃなくって失恋した時に切る子とかもいるらしいぜ」
緑間「は？」



いや、幼馴染(アイツ)に限ってそんな事は無いはずだ
一度もそのような方面の話は聞いたことがないし、





高尾「ほらやっぱ焦ってんじゃん〜w」
緑間「ふん、馬鹿馬鹿しいのだよ」
高尾「ま、聞いてみるっきゃないよなw」
緑間「待てっ高尾」




教室に戻ってきたAに高尾が聞いたところ、「うっとおしいから切った」らしい
(もちろん、高尾にはあとから拳骨を見舞った)







それにしても、、ちょっと焦った

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