▼102 ページ2
貴「あの白椿さんは居ないんですか?」
赤「瑠奈は用事で遅れてくるそうだ」
貴「そうですか」
用事って私を嵌めるための準備とかじゃないですよね?
そんなことで遅刻とか辞めてほしいです
そもそも嵌めるとか面倒臭いことしないでほしい
またトラウマが蘇ります
帝光中学校にも行けなくなってしまったら…
萊「大丈夫ですわ。そんな不安そうな顔しなくても、あたしが貴女に二度と辛い思いはさせません」
貴「…萊愛さん」
いつの間にか不安そうな顔をしていたらしい
萊愛さんは慰めるように抱きしめてくれました
青「えーっとアンタの名前なんだっけ?」
萊「花宮 萊愛ですわ」
緑「何故、マネージャーをやりたいのだよ?」
萊「兄がバスケ部なんですの。それで少しは経験ありますので困っているならサポートしようと思っただけですわ」
萊愛さんってお兄さんいるんですね
赤「じゃあ様子見として頼んで良いかい?」
萊「有難うございますわ。それでは…」
萊愛さんは突然、私の方を見て手を繋いできました
えっ?何ですか?
萊「Aもやってくれますよね?」
貴「えっ…」
萊愛さんが凄く優しそうに微笑んで残酷なこと言ってます
黄「花宮さんはAっちと仲良いんスか?」
萊「そうですわ。ですから一緒にマネージャーをすれば楽しいと思いましたの」
貴「……萊愛さんがやるならやります」
萊「決まりですわね」
嵌められた気分です
萊愛さんは私とマネージャーをして何を企んでるんでしょう
萊愛さんは猫かぶりだから微笑んでいたりする時は何かを企んでいる証拠
そう萊愛さん自身に教えてもらいました
だから邪魔しないでとも…
私が考えていると手を離した萊愛さんが小さなメモ用紙を私の手に握らせました
青「花宮の兄貴って何処中なんだ?」
緑「バスケは強いのか?」
黄「ポジションとか教えてほしいっス」
萊「良いですわよ」
萊愛さんはスッカリ皆の輪に入って話をしている
私はコッソリ紙をポケットに仕舞って後で読むことにした
勘だけどコレは誰にも見られてはいけない
そんな気がした
503人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「黒子のバスケ」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
苺 - 大ちゅきです!頑張ってください!更新待ってまふ(はぁと (2020年6月26日 16時) (レス) id: 13b0dc150f (このIDを非表示/違反報告)
さくら(プロフ) - とても面白いです!更新頑張ってください! (2020年5月24日 19時) (レス) id: 17d09f1ed9 (このIDを非表示/違反報告)
もちネコ(プロフ) - ミリイ(灰崎信者)さん» コメントありがとうございます。私も灰崎君は結構好きなので、いつか挑戦してみたいですね (2019年5月30日 19時) (レス) id: 73f5ade46e (このIDを非表示/違反報告)
ミリイ(灰崎信者)(プロフ) - 祥吾様の小説も書いて欲しいです (2019年2月16日 18時) (レス) id: 99fc6b4eef (このIDを非表示/違反報告)
もちネコ(プロフ) - ボケ犬さん» コメント有難うございます。莱愛が意外と人気でびっくりしています (2019年1月14日 22時) (レス) id: 73f5ade46e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:もちネコ | 作者ホームページ:
作成日時:2016年5月1日 0時