45話 ページ46
ひ「大神先輩が言ってた穴ってこれじゃない?」
ゆ「うっわ俺絶対に無理......」
ひなたは興味津々に穴を覗き、ゆうたは蠢く虫たちを見て顔を青くさせながら後退していった
貴「お家....帰れる??」
Aは閉じてた手を開けた。
その瞬間に蟻とダンゴムシはすぐに穴の中に入っていった
貴「ミミズさん.....」
ひ「あーその子は無理かもね...」
ゆ「もうかすかにしか動いてないもんね」
貴「....ひーくん私のバッグから水を取ってもらってもいい?」
ひ「...?はいどうぞ」
貴「ありがと」
水を受け取ると口でペットボトルの蓋を開けて少量ミミズにかけた
するとミミズは元気になり穴の中に戻っていった
貴「良かった!(ニコッ」
ひ「良かったねA!」
ゆ「Aとりあえず手を洗おう?そこに水道あるから」
貴「..?汚れてないよ??」
ゆ「虫触ってたでしょ!?絶対に洗って!!」
ひ「そうそう。しっかり洗おうね〜」
そう言ってゆうたは無理やりAを水道まで押しやった
ゆ「Aっもっとちゃんと洗って!!!」
貴「もう充分洗ったよっ」
ゆ「もう全然ダメ!貸して!」
ゆうたは石鹸を泡立ててAの手を後ろから何かに取りつかれたかのように念入りに洗った
貴「ゆーくん...ははっ...くすぐったいっ」
ゆ「ちょっと動かないで!うまく洗えないでしょ!!」
貴「はははっ.....ひーくんっ」
ひ「こうなっちゃったゆうた君は俺にも止められないよ....」
貴「そんな〜っ」
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作者名:☆さくら☆ | 作成日時:2022年4月2日 19時