検索窓
今日:1 hit、昨日:18 hit、合計:40,177 hit

33話 ページ34

明「本当にごめんなさい!!」





朔「もう良い。我輩も不注意であったからのう」





氷「しかし、Aは何故あんな状態になったんだ」






花「Aちゃん今特訓してたみたい」






遊「特訓??」




ひ「はい。人が怖いっていうのを克服する特訓を毎日しているんですよ」






朔「特訓中は一人の人に集中しておるからのう.....それに今日は新たな試みの特訓じゃったから
  余計に気を張っておったんじゃろう。そこに我輩じゃない声だったから驚いて錯乱状態に
  陥ってしまったんじゃ」





明「.....」




ゆ「気にしなくて大丈夫ですよ。Aは今ぐっすり眠ってますし」




明星は罪悪感で苦しそうな表情でAを見たらゆうたにそう言われた
現在Aはゆうたの膝の上に頭を乗せひなたの手を握っている




花「っ!.....ひなた君、ゆうた君。傷が.......」



あんずの言葉で皆見るとひなたとゆうたの首らへんにひっかき傷みたいのがあり少し血が滲んでいた






ひ「あ〜本当だ。血が出てる」





ゆ「全然言われるまで気付かなかった」





ひなたとゆうたはお互いに見て驚いた





花「絆創膏つけるね!!」





あんずはポケットの中に入れてあった絆創膏をひなたとゆうたに貼ってあげた





ゆ・ひ「「ありがとうございます♪」」






花「....痛くない?一応保健室...」






ひ「大丈夫ですよ!俺たちの家猫飼ってるし、猫に引っかかれたのに比べれば可愛いもんですから」





ゆ「それに、俺達この体制から動けないんで」







遊「....もしよければ僕たちが預かろうか?」





ゆ「お気遣いありがとうございます。でも本当に大丈夫です♪」





ひ「俺達にこうやってくっついて寝るときって凄い不安がっているときや寂しいときなんで
  俺たち以外だとダメなんです♪」









ひなたとゆうたはAのことを優しいまなざしで見ながらそう言った

34話→←32話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.5/10 (32 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
111人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:☆さくら☆ | 作成日時:2022年4月2日 19時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。