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5章任務開始 12話 ページ6

「さて、時間が無いので粗筋を聞いたらすぐ出発して。
詳しい内容は今渡す資料を行きながら読むように」


先程まであんなに泣き叫んでいたコムイさんは、別人になったかのようにキリッとして話す。


そして、私達はリナリーさんから資料を受け取った。


「今回は、アレンくんと神田くん。
ふたりコンビで行ってもらうよ」


「「!!」」


予想はしてたけれど…まさかふたりコンビとは…しかもアレンと神田さん。


二人とも明らかに嫌な顔をする。


「え、何?
もう仲悪くなったのキミら?
でも、ワガママは聞かないよ。」


アレンと神田さんの仲はお構い無しだと言うようにコムイさんは続けた。


「南イタリアで発見されたイノセンスがアクマに奪われるかもしれない。
早急に敵を破壊しイノセンスを保護してくれ」


神田さんは、眉間にシワを寄せアレンを睨んで“チッ…”と舌打ちをする。


アレンも神田さんをキッと睨み返す。


…火花が飛び散りそうな勢いだ(汗)


「あぁ、そしてAくん。
君は探索部隊(ファインダー)のトマくんと一緒に彼らのサポートを頼みたい。
初めてでわからないこともあると思うが、そこはトマくんが教えてくれるから。
…と言いたいところなのだけれど……」


コムイさんはそう言って私を眺める。


あ、そう言えば、私今探索部隊(ファインダー)のマントを着ていないんだ。


「実は、マントのサイズが大きすぎてブカブカで…動きづらかったので。
この服で任務はダメですか?」


「そうだね…本当は制服を着ないといけないのだけれど、今回の任務は急ぎだし。
…いいよ、僕が許可を出す。
任務から戻ってくる頃には君にあったマントを作っておくように言っておくよ」


「ありがとうございます!」


「それじゃあ、3人ともくれぐれも無理はしないようにね」



そう言って、私達は早速任務へ行くこととなった。

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設定タグ:D.gray-man , 神田ユウ , Dグレ   
作品ジャンル:アニメ
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水風ルカ(プロフ) - はじめまして。お忙しいとは思いますが、次の更新待ってますね(*´▽`*) (2017年3月25日 21時) (レス) id: ac47d3825e (このIDを非表示/違反報告)
葉月(プロフ) - 樹乃さん» リプありがとうございます!恋愛要素!!ついに来ますか!楽しみです♪え、ええ!?読んでくださってるんですか!?とても嬉しいです!お互い頑張りましょーう!! (2016年11月3日 17時) (レス) id: a317f5304b (このIDを非表示/違反報告)
樹乃(プロフ) - 葉月さん» コメントありがとうございます!いつも夢主ちゃんの心境を文章で表現するのに苦戦しているのでそう言っていただけて嬉しいです!徐々に恋愛要素も入れようと思います!葉月様の書く小説の神田様がとてもカッコいいので、私の方こそ応援してます^^* (2016年11月3日 16時) (レス) id: 4de05ab2b2 (このIDを非表示/違反報告)
葉月(プロフ) - コメント失礼します!樹乃さんの文章とても好きです!これから夢主と神田様がどのような関係になっていくか楽しみです!更新頑張って下さい!!応援してます! (2016年11月3日 11時) (レス) id: a317f5304b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:樹乃 | 作成日時:2016年10月29日 16時

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