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5章任務開始 2話 ページ46
「おはようございます、A」
「おはよう、アレン」
部屋を出ると、廊下の壁に寄りかかっているアレンが声をかけた。
「さて、朝食でも食べに行きましょうか」
そう言って、私の前を歩き始める。
「え、もしかして…ボクが部屋から出てくるの待ってたの?」
「はい、なんか、1人だと心細いし…Aも一緒の方がいいかと思って。
…ダメでしたか?」
そんな訳ないじゃないか…!
私を待っていてくれる人がいるなんて驚いたし、何より嬉しい。
「ううん、むしろ嬉しい!
ありがとう、アレン。」
「いえ、全然!
もしよければ、これからも一緒に食べに行きませんか?」
「もちろん!」
なんだか早速お腹が空いてきた。
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作者名:樹乃 | 作成日時:2016年10月3日 17時