look for you 【D.Gray－man】 (ページ30)

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3章黒の教団 6話ページ30

わぁ…

中は予想していた以上に大きなエントランスが広がっていた。

こんなに立派な建物…

私の時代に建っていたら即世界遺産にでもなるんじゃないかと思うくらいだ。

｢私は室長助手のリナリー。
室長の所まで案内するわね。
よろしく｣

そう言って、笑顔で挨拶をするリナリーさん。

ええ子やぁ…めちゃくちゃ可愛すぎて抱きしめたくなる/////←

｢えっと、アレンくんの隣の方の名前、教えて貰ってもいい？｣

そう言って私の顔をのぞき込むリナリーさん。

あぁ、そう言えば、私アリイさんたちから貰った帽子をずっと被っていた。

顔がよく見えないと、不審にも思うし印象も良くないよな。

そう自分でも納得して、被っていた帽子を取る。

髪の毛に帽子の後がついてしまっていないか心配で軽く髪の毛を整えて顔を上げ、リナリーさんを見る。

｢藤原Aです。
えぇっと…僕はエクソシストではないのですが…入団ってできますか？｣

なるったけの敬語を駆使しておどおどと話す。

なんでかって？

そりゃあリナリーさんが可愛すぎるからに決まってるだろ/////←

いや、その…純粋に可愛いのであって、フラグ立てるつもりはないから安心してね!?←

｢勿論よ。
久々の一般の入団者できっと皆も喜ぶわ｣

ニコッと笑ったリナリーさんの笑顔が眩しい…/////

｢それじゃあ、改めてよろしくね｣

そう言って、私とアレンに手を差し出して握手をした。